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2/13【NOAH】ジュニアタッグ奪取へ小川大暴れ 熊野屈辱の完封負け

『Navig. For The Progress 2019』神奈川・新百合トウェンティワンホール(2019年2月13日)
○HAYATA&小川良成&YO-HEYvs大原はじめ&熊野準&稲村愛輝×

 2・24後楽園大会のGHCジュニアタッグ王座戦「(王者)大原&熊野vs小川&鼓太郎(挑戦者)」に向けた前哨戦で小川が大暴れ。熊野に試合権を与えぬまま“完封"し、4人に勢力を拡大したユニットでの王座独占も見据えた。

 2・11福島大会での前哨戦第1ラウンドでは熊野が小川を丸め込んで直接勝利。今宵の第2ラウンドでは、その小川がすかさず“反撃"に出た。

 熊野の入場時を襲った小川は、そのまま場外で暴行。本部席の机まで使って熊野を痛めつけて戦闘不能状態に追い込み、熊野が立ち上がるたびに駆けつけて叩き伏せた。終盤には場外でのバックドロップまで浴びせて完全にKOし、入場用Tシャツすら脱げぬまま熊野は場外で試合終了のゴングを聞いた。

 試合が終わってもHAYATA&YO-HEYとともに大原、熊野に暴行を加えた小川は、大の字の二人を眼下にGHCジュニアタッグベルトを掲げてから投げ捨てて涼しげに退場。バックステージでも「やっぱり、やられたら、やり返さないと」とサラリと言ってのけた。

 今回ジュニアタッグ王座に狙いをつけたのは「鼓太郎が来たから」。今から14年前、まだ若手だった鼓太郎を抜擢した小川は、時の王者・丸藤正道&KENTA組に挑戦した過去がある。14年前はベルトを獲ることができなかっただけに、「(鼓太郎と再び)一緒に組むようになって、形として結果残したかったから」と話した。

 そしてRATEL'SからHAYATA&YO-HEYを引き抜いて、気がつけばノアジュニア内で最大勢力に。Hi69&稔&諸橋晴也と“Special4"を結成していたはずの小川だが「そんなん覚えてないわ」と無情にも忘却の彼方に…。そればかりか「4人いたらそうなってくると思う」とジュニア新軍団による王座独占すら見据えた。

【試合後の小川】
――熊野をほぼ完封して勝ったが?

▼小川「やっぱり、やられたら、やり返さないと」

――改めてジュニアタッグ奪取に動き始めた理由は?

▼小川「そりゃ鼓太郎でしょう。鼓太郎が来て、一緒に組むようになって、形として結果残したかったから。“鼓太郎が来たから"。ただ、それだけだよ」

――HAYATA&YO-HEYも取り込む形となったが?

▼小川「そうだね。RATEL'Sも解散したし。その辺は鼓太郎が考えて動いてたからね。アイツの思う通りになったし」

――自身はSpecial4というユニットに属していたはずだが?

▼小川「…そんなん覚えてないわ」

――4人で全タイトルを独占するくらいに動いていく?

▼小川「まぁ、4人いたらそうなってくると思うし。タッグは俺と鼓太郎が行くし、YO-HEY&HAYATAが行ってもいいし。まぁそれは後の話だけど、とりあえず鼓太郎とベルトを狙って、あとはまぁ鼓太郎が帰ってきてから…じゃないですか?」

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