3/10【全日本】青柳兄弟対決実現 優馬完勝で亮生にエール

『2019 DREAM POWER SERIES』埼玉・春日部ふれあいキューブ(2019年3月10日)
○青柳優馬vs青柳亮生×

　初めて実現した青柳兄弟対決は先輩で兄の優馬が弟・亮生に完勝した。

　今年1月に亮生がデビューし、すでに優馬との青柳兄弟タッグを結成しているが、この日、初の兄弟対決が実現した。胸板へのハンマーパンチを連発して果敢に立ち向かう亮生を優馬は余裕たっぷりに何度も返り討ち。ショルダースルーで投げ飛ばし、逆エビ固めで絞め上げた。耐えた亮生もブレーンバスター合戦を制し、ドロップキックを連発。ミサイルキックもさく裂させたが、最後は優馬が逆エビ固めで完勝を決めた。

　初めて弟と対決した優馬は「僕がデビューした時より凄くいい動きで、はつらつとして頑張ってるんで、だんだん弟としてみづらくなってきた」と自身の過去を振り返りつつ評価。「僕もまだまだですから、あんまり偉そうなことは言いたくない」と前置きしたうえで、「全日本プロレスの先輩方、本当に技術があってめちゃくちゃ強い。本当に世界最高峰の素晴らしい選手が揃ってる団体だと思ってます。だから後輩として教えるとしたら、亮生だけじゃないですよ。大森北斗もいるし、田村男児もいる。先輩たちの試合をみて、先輩たちと触れ合って、先輩たちと肌を合わせて、どんどんそれを吸収して上に行っていってほしい」と先輩らしくエールを送っていた。

【優馬の話】「兄弟対決というふうに言ってますけど、ちょっと僕の中では弟というか、僕がデビューした時より凄くいい動きで、はつらつとして頑張ってるんで、だんだん弟としてみづらくなってきたなと。お兄ちゃんとしての立場がちょっと危いなと思ってるんで、まだまだだぞって試合で教えられたかなと思いますね。でも僕もまだまだですから、あんまり偉そうなことは言いたくないんですけど、先輩として、全日本プロレスの先輩方、本当に技術があってめちゃくちゃ強い。本当に世界最高峰の素晴らしい選手が揃ってる団体だと思ってます。だから後輩として教えるとしたら、亮生だけじゃないですよ。大森北斗もいるし、田村男児もいる。先輩たちの試合をみて、先輩たちと触れ合って、先輩たちと肌を合わせて、どんどんそれを吸収して上に行っていってほしい。偉そうなことを言わせてもらうと、それが先輩としてのアドバイス。で、兄としてはケガのないように家族に心配をかけないように、これからも頑張っていってくださいと。それだけです、僕から言えることは」