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3/11【WWE】レインズ復活、再結成シールドが快勝、アスカがマンディー退けSD女子王座防衛、ブライアンは3WAY戦制してWWE王座死守 PPV大会『ファストレーン』

 PPV大会『ファストレーン』が現地時間10日、オハイオ州クリーブランドのクイッケン・ローンズ・アリーナで開催され、ローマン・レインズがセス・ロリンズ、ディーン・アンブローズと再結成したザ・シールドで快勝し、白血病からの復活をアピール。アスカはマンディー・ローズを返り討ちにし、スマックダウン女子王座を防衛。WWE王者ダニエル・ブライアンはケビン・オーエンズ、ムスタファ・アリとの3WAY戦を制してベルトを死守した。

 中邑真輔が仇敵ルセフとタッグを組み、ニュー・デイのビックE&エグゼビア・ウッズとキックオフショーで対戦した。ルセフとともにウッズに集中攻撃を浴びせた中邑は、ビックEにもカカト落としやコーナーからのジャンピングニーで攻め込んだ。キンシャサが不発に終わり、ウッズにバックスタバーで反撃されたが、セコンドのラナが介入して中邑は命拾い。トペ・コンヒーロを放ったウッズをキャッチした中邑とルセフは床に叩きつけ、ルセフがアコレードで絞め上げて追いつめたものの、最後はルセフがビッグE&ウッズのアップアップダウンダウンによって3カウントを聞いた。

 スマックダウン女子王者アスカがマンディー(withソーニャ・デビル)を迎え撃った。序盤から気合十分のアスカがショルダータックルからアンクルロックで攻め込むと、マンディも負けじと卍固めで応戦。逃れたアスカは平手打ちを食らわせると、ミサイルキック、のハイキックで流れをつかみ、ヒップアタックやスライディングニーの波状攻撃でマンディを圧倒した。終盤にはマンディがヒザで一矢報いたが、最後はアスカが回し蹴りをぶち込んで勝負あり。王座防衛に成功したアスカは「マンディに負けるわけない言うたやろ。タイトルは私のもんや。次は誰やねん。誰でも来たらいいわ。絶対に勝つから」と大阪弁全開で次戦に向けて意気込んだ。

 ベッキー・リンチがこの日、シャーロット・フレアーと対戦した。一度はロウ女子王座への挑戦権をはく奪されたベッキーだが、これに勝利すればPPV大会『レッスルマニア35』での挑戦権を獲得。王者ロンダ・ラウジー、シャーロットとの三つ巴戦となる。手負いのベッキーは「片足でもシャーロットを倒す」と意気込んでいたが、シャーロットに左足を狙い撃ちされて防戦一方に。それでもシャーロットをバリケードに衝突させると、ディスアーマーで捕らえた。何とか逃れたシャーロットがフィギュア・エイトで勝負に出たが、王者ロンダが乱入してベッキーを暴行。即座に反則裁定が下され、辛くも勝利したベッキーがレッスルマニアでのロウ女子王座挑戦権を手にした。PPV大会『レッスルマニア35』は日本時間4月8日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

 白血病から回復したレインズが盟友ロリンズ、アンブローズとザ・シールドを再結成し、ボビー・ラシュリー&ドリュー・マッキンタイア&バロン・コービンと激突した。6人が入り乱れる混戦模様の中、レインズがクローズライン連打でコービンに攻め込めば、ロリンズとアンブローズはダブルトペ・スイシーダでラシュリーとマッキンタイアを蹴散らした。見せ場を連発したシールドは止まらない。終盤、レインズがコービンのエンド・オブ・デイズを食らう場面もあったが、ロリンズがカーブ・ストンプでラシュリーを撃沈すると、シールドはマッキンタイアーをトリプル・パワーボムでテーブル葬。会場の“ワンモアタイム"コールに応えるようにコービンをトリプル・パワーボムで沈めて3カウントを奪った。再結成となったシールドが豪快勝利を決め、レインズは白血病からの復活をアピールした。

 ビンス・マクマホン会長が再び強権を発動してコフィ・キングストンを翻ろうした。ビンス会長はニュー・デイを呼び出すと、メインのWWE王座戦を3ウェイ戦にすると宣言。この決定に意気揚々とリングに向かったキングストンだが、用意されていたのはザ・バーとの1対2ハンディキャップ戦だった。ビックEとエグゼビア・ウッズが加勢しようとしたものの、中邑とルセフがやってきて阻止。孤立無援のキングストンはザ・バーのホワイト・ノイズによってマットに沈んだ。

 その後に行われた王者ブライアンとオーエンズのWWE王座戦はアリが急きょ参戦し、3ウェイ戦となった。会場から“コフィ"コールが起こる中、激しい攻防が展開されたが、最後はブライアンがカウンターのニー・プラスをアリにさく裂させて王座防衛を果たした。

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