プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

4/3【WWE】中邑のレッスルマニア出場が決定、ルセフとフェイタル4ウェイ戦でスマックダウンタッグ王座に挑戦、戸澤はケネリスに雪辱

 スマックダウンが現地時間4月2日、メリーランド州ボルチモアのロイヤル・ファームズ・アリーナで開催された。

 中邑真輔の『レッスルマニア35』出場が決まった。この日、中邑はルセフ、ザ・バー(シェイマス&セザーロ)と組んでスマックダウンタッグ王者ウーソズ、リコシェ&アリスター・ブラックと対戦した。4チームが白熱の攻防を展開し、最後はウーソズのダブルスーパーキックを食らったルセフの敗戦に終わった。試合後、祭典のホストであるアレクサ・ブリスが登場し、レッスルマニアでフェイタル4ウェイ戦によるスマックダウンタッグ王座戦の開催を発表。王者組のウーソズに中邑&ルセフ、ザ・バー、リコシェ&ブラックが挑戦することになった。この決定を受けて8人は殴り合いの乱闘を展開。最後はリコシェがトペ・コンヒーロでライバルたちを蹴散らした。レッスルマニア出場を決めた中邑は「何はともあれ、レッスルマニアの出場権ゲット! 俺とルセフがタックチームチャンピオンシップを手に入れる」と王座獲りを宣言した。

 アスカが男女入り混じった異例の18人ミックスタッグ戦に登場した。出場したのはハーディーズ&ヘビー・マシナリー&R・トゥルース&アスカ&ナオミ&ニッキー・クロス&カーメラと、ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン&アンドラデ&EC3&シェルトン・ベンジャミン&マンディ・ローズ&ソーニャ・デビル&ゼリーナ・ベガ&ラナ。マット・ハーディのサイド・エフェクトやオーティス・ドーゾビッチのキャタピラー・エルボードロップがさく裂してアスカのチームが優勢に進めたものの、最後は乱闘に発展して収拾がつかず、ノーコンテストの裁定が下された。その後も18人が入り乱れる混乱状態が続いたものの、アスカ、ジェフ・ハーディが他のスーパースターたちを次々に場外へと蹴散らした。二人がハグして喜び合ったのもつかの間、アスカは背後からの不意打ちでジェフを場外に叩き落とし、悪びれもせずに両腕を挙げて勝ち誇った。先週、アスカはシャーロット・フレアーに敗れ、スマックダウン女子王座から陥落したばかりだが、「ホンマに心配してくれてありがとう! レッスルマニアのバトルロイヤルで絶対に勝ち残るから。応援よろしくお願いします」と祭典での女子バトルロイヤル制覇による捲土重来を誓っていた。

 『レッスルマニア35』でWWE王座戦を争う王者ダニエル・ブライアンと挑戦者コフィ・キングストンが調印式に登場した。“コフィ"チャントの大声援の中、契約書にサインしたブライアンは「人生のレッスンをしてやる。この声援は一時的なものだ。“イエス"チャントの時と同じで奴らは寄生虫だ」と悪態をついた。するとキングストンは話を遮って立ち上がると「今度は俺の番だ! お前は俺のことをわかってない。俺は11年間シングルのWWE王座戦をしていないんだ。これは心理戦だろうが、俺は準備ができている。レッスルマニアでお前を倒してWWE王者になる!」と一気にまくし立ててから契約書にサイン。目前に迫ったWWE王座戦へ向けて王者ブライアンをにらみつけて威圧した。

 PPV大会『レッスルマニア35』は日本時間4月8日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

 205 Liveで戸澤陽(withブライアン・ケンドリック)がマイク・ケネリス(with マリア・ケネリス)とのリマッチに挑んだ。前回の205 Liveでケネリスに敗れている戸澤にとっては雪辱戦。序盤からオクトパスホールドやドロップキックで攻め立て、ケネリスがスープレックス3連発やパワーボムで応戦しても、「アー! アー!」と気合いを入れるやコーナートップから豪快なフランケンシュタイナーを決めた。ならばと馬乗りになったケネリスがレフェリーの目を盗んでセコンドのマリアと手をつないで3カウントを狙ったものの、これをケンドリックがレフェリーに気づかせて戸澤は命拾い。逆にケネリスを丸め込んで3カウントを奪い、雪辱を遂げた。

プロ格 情報局