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4/10【WWE】WWE新王者・キングストンを家族とニュー・デイが祝福、女子2冠王者ベッキーをレイシーが2日連続で襲撃

 スマックダウンが現地時間9日、ニューヨーク市ブルックリンのバークレイズ・センターで開催された。

 中邑真輔はこの日、ルセフ&アンドラデと組んでリコシェ&アリスター・ブラック&アリと激突した。中邑組はチームワークを発揮してリコシェを捕まえると、中邑がスピンキック、ルセフがブレーンバスターを立て続けに決めて攻め込んだ。終盤にはリコシェがバリケードを使ったムーンサルトプレスをルセフに決めたが、スキを突いた中邑がキンシャサでリコシェを粉砕。しかし、その直後に中邑はブラックのブラック・マスを食らってしまう。最後はアリが必殺の450°スプラッシュでアンドラデを沈めて3カウント。試合後、ランディ・オートンが現れ、アンドラデにRKOを敢行。さらにケビン・オーエンズもやってきてスタナーでルセフを沈めた。敗戦に終わった中邑&ルセフ&アンドラデは踏んだり蹴ったりだった。

 この日のオープニングでニュー・デイがコフィ・キングストンのWWE王座獲得を祝福した。バルーンとパンケーキが飾りつけられたリングでビックEは「今夜は特別重要な祝勝会だ」と会場を盛り上げ、エグゼビア・ウッズは「みんなを代表して、愛してるぞ! おめでとう!」と新王者キングストンを祝福した。仲間たちに祝ってもらったキングストンは「言葉がない。信じられないような瞬間だったが、これも家族のおかげだ」と喜びを口にし、会場に駆けつけた妻と子供たちに感謝を告げた。

 するとザ・バーのシェイマス&セザーロが現れ、「昨日俺たちが乱入しなければ、お前はWWE王座をセス・ロリンズに奪われていたぞ」とキングストンを挑発し、6人タッグ戦を要求した。これを受けてキングストンはビッグE&ウッズと組んでドリュー・マッキンタイアと組んだザ・バーを迎え撃った。両チームは激しい攻防を展開。ウッズが解説席に叩きつけられるなど苦戦を強いられたニュー・デイだったが、最後はキングストンがダイブ攻撃でセザーロを沈めると、シェイマスにトラブル・イン・パラダイスを決めて3カウント。勝利したキングストンは家族をリングに上げて喜びを分かち合った。

 ロウ&スマックダウン女子王者ベッキー・リンチがスマックダウンに登場し、、改めて2冠奪取を報告。前日のロウではレイシー・エバンスの襲撃を受けたばかりで、「そうやって挑戦者がやってくる。誰でもかかってこい! 私は王座に辿り着くまで地獄を通ってきた。タイトルを奪うならこの赤毛の悪魔を相手にすることになるぞ」と王座を狙うライバルたちに警告した。ベッキーがWWEユニバースたちの声援に応えながらリングを降りると、再びレイシーが背後から急襲し、ベッキーの顔面にパンチを見舞った。2日連続の襲撃によって2人の遺恨がさらに深まった。

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