プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

5/22【WWE】戸澤が5ウェイ戦制してクルーザー王座挑戦権を獲得 「俺はチャンピオンになることをあきらめてない」

 スマックダウン、205 Liveが現地時間21日、ロードアイランド州プロビデンスのダンキンドーナツ・センターで開催された。

 WWE王者コフィ・キングストンがこの日のオープニングでニュー・デイの盟友ビックEの復帰を祝福。サミ・ゼインと舌戦を展開し、シングル戦を行うことになった。試合前のバックステージでビックEがゼインの悪友ケビン・オーエンズの襲撃を受け、キングストンは激怒。ゴングと同時にゼインに殴りかかると、最後はブルーサンダーボムをかわしてトラブル・イン・パラダイスをさく裂させて勝負を決めた。ビックEの報復を遂げたキングストンだったが、試合後に“Mr.MITB"ブロック・レスナーの代理人ポール・ヘイマンがブリーフケースを持って登場。これに気を取られたキングストンは背後からドルフ・ジグラーの襲撃を受けてしまう。ジグラーはコーナーポストや解説席にキングストンを叩きつけ、レフェリーの制止を振り切ってパイプ椅子を頭に挟んで強烈なストンプを叩き込んだ。キングストンが担架で運ばれる中、襲撃の理由を問われたジグラーは「コフィはアリの代役で成功したが、あれば俺のはずだったんだ。俺がスーパー・ショーダウンでコフィに挑戦して勝利すればみんな俺に憧れ、尊敬するようになる」とキングストンを逆恨みし、WWE王座への挑戦を主張した。

 ローマン・レインズがPPV大会『マネー・イン・ザ・バンク』のリマッチとなるアライアス(with/シェイン・マクマホン)との一騎打ちに臨んだ。サウジアラビア大会『スーパー・ショーダウン』でシェインとの対決が決まっているレインズは序盤からアライアスを攻め立てたが、大技を狙ったところをシェインに足を引っ張られ、スーパーマンパンチを決めてフォールの体勢に入ってもシェインがアライアスの足をロープにかけて3カウントを阻止するなど度重なる介入に苦戦。アライアスのダイビング・エルボーを食らう場面もあったが、ギターショットを回避すると、スピアーをさく裂させて逆転勝利を決めた。この結果に怒り心頭のシェインは試合後、レインズを襲撃。馬乗りになって暴行を加えてギターで殴りかかった。レインズはスーパーマンパンチで応戦したが、背後から現れたドリュー・マッキンタイアのクレイモアを食らって撃沈。サウジアラビア大会での一騎打ちへ向けてレインズとシェインの遺恨はさらに深まった形となった。『スーパー・ショーダウン』は日本時間6月8日にWWEネットワークでライブ配信される。

 戸澤陽がクルーザー級王座挑戦権をかけたフェイタル5ウェイ戦に登場。ブライアン・ケンドリック、マイク・ケネリス(with/マリア・ケネリス)、オニー・ローカン、アリーヤ・デバリと激突した。盟友ケンドリックとの連係を駆使して優位に進めた戸澤は、デバリに騙し討ちパンチやミサイルドロップキックを決めたが、必殺のダイビング・セントーンを阻まれてしまう。それでもケネリスをオクトパスホールドで捕らえたものの、セコンドのマリアと口論して勝機を逃した。今度はデバリ相手に風車蹴りからのダイビング・セントーンをさく裂。盟友のケンドリックにカットされたが、あきらめない戸澤はデバリにハンマーロック・クローズラインで攻め込まれながらも最後は背後から丸め込んで3カウント。粘り勝ちした戸澤がトニー・ニースの持つクルーザー級王座への挑戦権を獲得した。試合後のバックステージで戸澤は「俺はチャンピオンになることをあきらめてない。絶対に俺がチャンピオンになってやる!」と王座獲りに執念を燃やした。

【戸澤のコメント】「今日の205の5ウェイに勝ちました。まだ俺はクルーザーウェイトのチャンピオンになることをあきらめてない。チャンスはこの手で掴む。そして、この手であのベルトを掴んでやります。今日で自信がついた。絶対に俺がチャンピオンになってやる。皆さん応援よろしくお願いします」

プロ格 情報局