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6/8【WWE】アンダーテイカーがゴールドバーグとの初対決に激勝、中邑、戸澤が50人参加バトル出場も優勝ならず 『スーパー・ショーダウン』

 PPV大会『スーパー・ショーダウン』が現地時間7日、サウジアラビア・ジェッダのキング・アブドゥッラ・スポーツシティ・スタジアムで開催された。

 “デッドマン"ジ・アンダーテイカーと“怪物"ゴールドバーグの初対決がサウジアラビアの地で実現した。鐘の音とともに降臨したアンダーテイカーが鬼の行相で睨みつけると、ゴールドバーグは首をかっきるポーズで挑発。試合前から決闘ムードが高まった。開始早々、ゴールドバーグが得意のスピアーを2連発して先制攻撃に出たが、ムックリと起き上がったアンダーテイカーはチョークスラム、ツームストーン・パイルドライバーで逆襲に出る。カウント2で返したゴールドバーグはスピアーからジャックハマーをさく裂させたものの決定打とはならず。最後はアンダーテイカーがチョークスラムでゴールドバーグを沈めて3カウントを奪い、大物同士の初対決を制した。

 WWE史上最大の男子50人バトルロイヤル戦に中邑真輔、戸澤陽が出場するも優勝を逃した。50人が入り乱れるバトルロイヤルは体格的に不利なシン・ブラザースや戸澤が場外に投げ飛ばされて次々に脱落。中邑はパートナーのルセフと共闘しながらチャド・ゲイブルやアポロ・クルーズを脱落させたものの、キンシャサを狙ったところをシン・カラの延髄斬りを食らって脱落となってしまった。その後も大混戦が続く中、アライアス、セザーロ、マンスールの3人が残ると、サウジアラビア出身のマンスールが躍動。セザーロをリング外に落とすと、アライアスによってエプロンまで追いつめられたが、間一髪のところでアライアスをリング下に投げ飛ばして逆転優勝。マンスールが50人バトルロイヤルを制して故郷に錦を飾った。

 王者セス・ロリンズがバロン・コービンに勝利してユニバーサル王座防衛に成功。試合後に現れた“Mr. MITB"ブロック・レスナーのキャッシュイン(権利行使)を阻止してカーブストンプでKOした。前回のロウでレスナーに襲撃されたロリンズは脇腹を負傷。コービンにそこを狙い撃ちされて劣勢となったものの、スリングブレイドやトペ・スイシーダ2連発を繰り出して反撃に出た。コービンのディープシックスを食らってもカウント2で返すと、苛立つコービンがパイプ椅子攻撃を狙う。制止するレフェリーと口論に発展したスキをロリンズは逃さず背後からコービンを丸め込んで3カウントを奪った。ロリンズが辛うじてユニバーサル王座防衛に成功。納得いかないコービンは試合後、ロリンズにエンド・オブ・デイをさく裂させて憂さを晴らした。そこへ“Mr. MITB"レスナーが代理人ポール・ヘイマンとともに現れた。ロリンズが大の字でキャッシュイン(挑戦権行使)する絶好のチャンスだったが、ヘイマンがロープに引っかかってMITBブリーフケースをリングに落としてしまう。そのスキにロリンズはレスナーにローブローを見舞い、「キャッシュインしてみろ! 気分はどうだ」と叫びながらパイプ椅子でめった打ちに。最後はカーブストンプを食らわせてレスナーをKOした。バックステージでコービンが再戦を要求し、PPV大会『ストンピング・グラウンズ』でロリンズとのユニバーサル王座戦が行なわれることになった。 PPV大会『ストンピング・グラウンズ』は日本時間6月24日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

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