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6/17【新日本】真壁組がBC返り討ちでNEVER6人タッグV3、田口はブリティッシュクルーザー獲りへ弾み

『KIZUNA ROAD 2019』東京・後楽園ホール(2019年6月17日)
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合=○矢野通&真壁刀義&田口隆祐vs高橋裕二郎&エル・ファンタズモ&チェーズ・オーエンズ×

 真壁&矢野&田口がBULLET CLUBを返り討ちにし、NEVER無差別級6人タッグ王座3度目の防衛に成功。田口は6・25仙台大会のブリティッシュクルーザー級王座挑戦へ向けて弾みをつけた。

 1・30仙台で第19代NEVER6人タッグ王者となった真壁&矢野&田口。ここまで2度の防衛を果たし、この日、BULLET CLUBの裕二郎&オーエンズ&ファンタズモを迎え撃つV3戦に臨んだ。前夜の後楽園大会で石森と組んでIWGPジュニアタッグ王座を奪取したファンタズモはブリティッシュクルーザー級王座も保持し、これに勝利すれば3冠王。6・25仙台大会でブリティッシュ王座をかけて対決する田口とは前哨戦となった。

 序盤から10分経過あたりまで王者組は矢野が捕まり続ける苦しい展開に。裕二郎とオーエンズによるコーナーマット攻撃を食らい、場外戦でいたぶられると、コーナーに逆さ吊りにされてファンタズモに急所を踏みつけられてしまう。さらに裕二郎の低空フロントキックを被弾し、オーエンズによるコーナー金具ホイップ攻撃にもん絶した。、

 矢野が劣勢を逃れると、真壁がBC軍をなで斬りにする大暴れで巻き返す。裕二郎をパワースラム、串刺しラリアット、パンチ連打で攻め込み、反撃を許してもラリアットを叩き込んだ。田口もファンタズモ相手に正調、低空、ダイビングと得意のヒップアタックを乱れ打ち。どどんを丸め込みで切り返され、変型ネックブリーカードロップで叩きつけられたが、意地でしのぎきった。

 終盤には矢野が裕二郎&オーエンズの連続攻撃にさらされたが、裕二郎をコーナー金具に激突させると、オーエンズにマンハッタンドロップを敢行。コーナーマット攻撃、急所攻撃が不発に終わり、オーエンズにコーナーマットで殴打され、腕決めラリアットを食らったものの、パッケージドライバーは真壁がラリアットで阻止した。混戦模様の中、田口もヒップアタックでファンタズモを蹴散らす好フォロー。矢野が裕二郎とオーエンズにローブローを同時に見舞い、真壁が両腕ラリアットを二人に叩き込むと、矢野がスクールボーイでオーエンズを丸め込んで3カウントを奪った。

 真壁組がBC軍を下し、NEVER6人タッグ王座3度目の防衛に成功。真壁は「真っ正面からこちらの勝ちだよな。汚さ、上手さ、強さ、全部こっちのチームが勝ってんだよ」と勝ち誇った。そして田口は6・25仙台大会でのブリティッシュクルーザー級王座挑戦へ向けて弾みをつけた。王者・ファンタズモと互角に渡り合い、試合後も視殺戦を展開。「ケツの1つ、2つ捧げてきます」とらしい覚悟を口にし、地元・宮城でのベルト獲りを宣言していた。

【真壁の話】「おい、よく聞けよ、クソヤローども。結果は防衛だ、コノヤロー。もう何も言えねえな、お前ら、コノヤロー。たいそうなこと言ってよ、真っ正面からこちらの勝ちだよな。汚さ、上手さ、強さ、全部こっちのチームが勝ってんだよ。首を洗って待ってろ、バカヤローが」

【田口の話】「次、仙台でファンタズモのブリティッシュクルーザーを獲りたいと思います。ケツの1つ、2つ捧げてきます」

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