プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

6/19【NOAH】杉浦&KAZMAが王者初陣快勝&前哨戦先勝 杉浦は“完全粉砕"宣言

『NOAH the SPIRIT 2019』福島・会津若松市文化センター(2019年6月19日)
○KAZMA SAKAMOTO&杉浦貴&大原はじめvs中嶋勝彦&潮崎豪&熊野準×

 6・27後楽園大会のGHCタッグ王座戦に向けた前哨戦で王者の杉浦&KAZMA組が、挑戦者の“AXIZ"中嶋&潮崎組に先勝。KAZMAがこだわりの掌底で試合を決め、タッグ王者としての“初陣"も飾ってみせた。

 故・三沢光晴さん没後10年の命日となった6・13大阪大会でAXIZを破って王座奪取に成功。春のタッグリーグ戦と合わせて杉浦軍コンビが“タッグ二冠"を成し遂げた。だが、即座にAXIZがリマッチを要求。王者も承諾して6・27後楽園大会で立場を逆にしてのタッグ王座戦リターンマッチが決まった。

 この日の会津若松大会から前哨戦がスタート。奪回に燃えるAXIZが奇襲を仕掛けて杉浦に殺到し、中盤過ぎには潮崎が逆水平チョップ、中嶋が左ミドルキックを前後から交互にぶち込み、杉浦を人間サンドバック状態にした。

 それでも杉浦は中嶋を左ラリアットで振り切って流れをリセット。代わったKAZMAが奮戦した熊野をトラースキックで止めると、ランニングニーアタックで勝機を作る。そして最後は、獣神サンダー・ライガーから手ほどきを受けたという“こだわりの"掌底を叩き込み、熊野から3カウントを奪ってみせた。

 前哨戦に先勝し、王者としての初陣も勝利で飾った杉浦とKAZMAは試合後、ベルトを掲げてAXIZと視戦戦。「もうタイトルマッチ近いんでね。もっとできるだろ」と杉浦がさらなる“炎上"を望めば、KAZMAも「4回目? 何回もAXIZとやってるけど。悔しいけどメッチャクチャやりがいあるよ。ホントに。まだまだ高み目指せるんじゃないですか?」と続けた。

 6・13大阪大会では杉浦が一発逆転のフロントネックロックで中嶋を絞め落として逆転勝利。杉浦は「今度はチャンピオンなんでね。しっかりと! ヤツらからギブアップを奪うか、フォール奪うか。どっちかしたい」と“完全粉砕"でのAXIZ連破を誓ってみせた。


【試合後の杉浦&KAZMA&大原】
――立場を逆にしてのタッグ王座戦前哨戦が再び始まったが?

▼杉浦「もっともっと。もっともっと、だよ。もうタイトルマッチ近いんでね。もっとできるだろ」

▼KAZMA「何回目? 4回目? 何回もAXIZとやってるけど。悔しいけどメッチャクチャやりがいあるよ。ホントに。まだまだ高み目指せるんじゃないですか?」

――掌底もフィニッシュになるまで昇華したが?

▼KAZMA「そうですね。最近の試合でちょっとずつ手応えはあったんで、今日はこの技でキメてやろうっていう気持ちは強かったんで。キメられて改めて良かった。掌底…最高です」

――6・13大阪での王座戦は一発逆転の勝利だったが、次は完膚なきまでに勝ちたい?

▼杉浦「そうだね。今度はチャンピオンなんでね。しっかりと! ヤツらからギブアップを奪うか、フォール奪うか。どっちかしたい」

――大原選手は杉浦軍の一員として?

▼大原「ジュニアのリーグ戦があるから。そこで熊野と当たるワケでしょ? もっともっと俺も熊野とやり合いたかったね。まだまだ足りないよ。今日はちょっとヘビー二人に捕まっちゃったけど、潮崎をスープレックスで投げられたでしょ? いつもの俺とは違ったはず。これが変わった“杉浦軍の大原はじめ"だと思うんですよ。それをシングルリーグ戦で見せますから、楽しみにしといてください」

プロ格 情報局