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7/15【NOAH】潮崎“復帰戦"で負傷、今度は左肩亜脱臼で欠場へ タッグ防衛へ満身創痍の大ピンチ

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2019』東京・後楽園ホール(2019年7月15日)
○谷口周平&清宮海斗&クリス・リッジウェイvs中嶋勝彦&クリス・リッジウェイ&潮崎豪×

 左ヒザじん帯損傷で欠場していたGHCタッグ王者・潮崎が約2週間ぶりに復帰。ところが今度は挑戦者・谷口のチキンウイングフェイスロック式キャメルクラッチで左肩を破壊され、左肩亜脱臼で再欠場へと追い込まれた。

 7・21むつ大会でのGHCタッグ王座戦「(選手権者/AXIZ)中嶋&潮崎vs清宮&谷口(挑戦者)」を控える潮崎だが、6・29島田大会で左ヒザを痛め、じん帯損傷と診断されて欠場。この日は約2週間ぶりに戦列復帰を果たして、清宮&谷口組相手の前哨戦に臨んだ。

 やはり序盤から左ヒザを狙われて動きが止まった潮崎だったが、相棒の中嶋が巻き返して反撃。逆に終盤には谷口を孤立させたAXIZが、ダブルトラースキックで谷口を打ち抜くや、前後からの左ミドル&逆水平の交互乱打で挑戦者を人間サンドバック状態にした。

 だが、清宮がミサイルキックでAXIZをまとめてなぎ倒して谷口を援護。逆に清宮のエルボースマッシュ→谷口の頭突きで潮崎を押し込み、チョークスラム&バックドロップの合体攻撃も決まる。それでも潮崎はゴーフラッシャー、左ラリアットで反攻したものの、谷口は続く豪腕ラリアットを真っ向からキャッチ。そのまま腕をつかみながらのチョークスラムで叩きつけるや、マイバッハプレスを投下だ。潮崎も何とかキックアウトしたが、ならばと谷口はチキンウイングフェイスロックとキャメルクラッチの複合技に持ち込み、エグく絞めに絞め上げる。強烈に左肩を極められた潮崎もしばし耐えたものの、力なくタップアウトした。

 試合後の潮崎は左肩をおさえてうずくまったまま。トレーナーも駆けつけるなか、苦痛に顔を歪めながら退場した。その後、左肩亜脱臼であす(16日)の新百合ヶ丘大会から再び欠場することが決定。むつでのGHCタッグ王座戦に間に合うかどうかは微妙な情勢で、間に合ったとしても左ヒザに加えて左肩も痛める満身創痍の大ピンチに陥ってしまった。

【試合後の清宮&谷口】
――復帰してきた潮崎を叩き潰したが?

▼谷口「狙うところは“一つだけ"じゃないんでね。体全体、スキあらばそこ狙っていきますよ」

▼清宮「昨日の会見でも言った通り、試合の感覚が開けばああいうことになるし、動きの鈍いところは必ず出てくるんで。本人の意思と今日の試合、違ったでしょ? 100%じゃなかったでしょ? このまま俺たちはベルトのために非情になっていきますけど」

――これからは痛めつけた潮崎の左肩も狙う?

▼谷口「的を絞らせない。そのほうが守りづらいと思うんで」

――潮崎の怪我が続くとタイトルマッチ自体が消滅してしまう可能性もあるが?

▼谷口「その辺はタイトルマッチができるくらいのギリギリの線で痛めつけて、必ずウチらがベルトを獲りたいと思います」

▼清宮「相手のヤバいところを攻めるだけじゃなくて、谷口さんのパワーと俺の瞬発力があったら、日本のトップクラスのチームになれると本気で思ってるから! 必ず二冠チャンピオンになって、新しい景色を見せたいと思います」

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