プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

7/15【全日本】大森に連勝 ヨシタツがコロナ王座戦へシュレックに揺さぶり、吉田は「次につなげたい」

『千葉 EXTRA DREAM in NARITA』千葉・成田ビューホテル(2019年7月15日)
○ヨシタツ&吉田綾斗vsゼウス&大森隆男×

 ヨシタツが大森に連勝。2日後のコロナ王座戦へ向けて挑戦者・関根“シュレック"秀樹に揺さぶり。2AWの吉田は「一回一回を次につなげられるように」と継続参戦とヨシタツとのタッグ継続を見据えた。

 この日、2AWの吉田が6・16千葉以来1ヵ月ぶりに参戦。GAORA&コロナ2冠王・ヨシタツと組んでゼウス&大森と対戦した。吉田は前回同様、ゼウスと真っ向勝負を展開。サッカーボールキック、ランニングローキックで蹴りまくり、アンクルホールドで絞め上げるなど攻め入った。一方、この7月、タイトルマッチ2連戦を控えるヨシタツも好調そのもの。大森に攻め込まれながらもアックスボンバーはことごとく阻止。最後はCBJ、ヨシタツ狂想曲(ラプソディー)の波状攻撃で3カウントを奪った。

 7・13横浜での一騎打ちに続き、ヨシタツが大森に2連勝。2日後の7・17後楽園大会でのコロナ王座戦へ向けて勢いを加速させた。挑戦者は総合格闘家・シュレック。ヨシタツは「戦いは始まってるから。心理戦だよ」と言い切った。実はシュレック戦が決まってから、フィニッシュホールドの一つであるヨシタツ幻想(ファンタジー)を温存してきた。それは「関節技は通じない」と豪語するシュレックへのけん制にほかならない。「これをシュレック関根がどう捉えるか。これがどういう意味かというね。ファンタジー狙いかもしれないし。せいぜい動揺してもらいたい」と揺さぶりをかけたヨシタツは、「今日、想定しながら試合してみて、まぁ、いけますよ。問題ない」と防衛に自信をみせた。

 吉田とは6・16千葉以来3度目の合体。ヨシタツは「組むごとにだんだん息も合ってきたし、今後もこうやって組んでいけたら面白いと思う」と評し、4度目に前向きな姿勢をみせた。これには吉田も「ヨシタツさんの横でこうやって試合させていただくのは自分も勉強になるので凄くいいこと」と充実感を感じつつ、「ぜひ、自分ガンガン誘っていただければなと思うんで。自分は一回一回を次につなげられるように全力出すんで、またこの機会を作り出してみせます、自分で」とネクスト実現を誓ってみせた。

【試合後のヨシタツ&吉田】
――大森に2連勝でタイトルマッチ2連戦へ向けていい流れでは?

▼ヨシタツ「戦いは始まってるから。心理戦だよ。この前の試合、俺、ヨシタツ狂想曲(ラプソディー)でしょ。今日もそう。ファンタジー出してないから。関節技をね。これをシュレック関根がどう捉えるか。これがどういう意味かというね」

――シュレックは「関節技は通じない」と発言していたが?

▼ヨシタツ「わかんないですよ、当日は。ファンタジー狙いかもしれないし。せいぜい動揺してもらいたいですね。今日、想定しながら試合してみて、まぁ、いけますよ。問題ない。凄いけどね。柔術で現時点で一番強いでしょ。日本人最強。あとプロレスも実はハードヒット無敗で、全日本でも負けてないから、プロレス無敗なんですよ。無敗の挑戦者とチャンピオンがやる。俺、相当面白いと思んですよ。皆さん、期待してください、あさって。あと吉田選手、縁があって結構組むことが多くて、今日で3回目かな」

▼吉田「そうですね」

▼ヨシタツ「全日本でも2回目で、長州さんの興行で組んでるし」

▼吉田「去年の年末ですね」

▼ヨシタツ「組むごとにだんだん息も合ってきたし、やってて面白いなっていう」

▼吉田「何かスタイルが自分、近いものがあると思ってるんで、ヨシタツさんの横でこうやって試合させていただくのは自分も勉強になるので凄くいいことかなと思うんで。自分はいい流れも何も、まず次があるかわからない、常にそういう状態なので、こういうのを機に次を作っていけたらいいなって思います」

▼ヨシタツ「今後もこうやって組んでいけたら面白いと思う」

▼吉田「ぜひ、自分ガンガン誘っていただければなと思うんで。自分は一回一回を次につなげられるように全力出すんで、またこの機会を作り出してみせます、自分で」

――前回の千葉大会に続いてゼウスを意識している感があったが?

▼吉田「そうですね。たまたまなんですけど、試合の組み合わせっていうのは。でもどうしても当たってあんだけ気持ちよくバチバチやり合えるっていうのはたぶんこういう場じゃないとなかなかないんで、こういうチャンスはモノにしたいですし、自分はああいうスタイル大好きなんで。もちろん力じゃ全然みるからに勝てないですけど、それだけじゃないって思ってるんで。プロレスはもっともっといろんな幅があるし。もっと言ったらゼウスさんももちろん力だけじゃない、スピードだけじゃないというのもわかりますし、そういうのは尊敬の意味も込めてまた今後もずっとずっとやっていけたらなと思います」

プロ格 情報局