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8/13【WWE】ロリンズvsAJの王者対決実現も反則裁定、カブキ・ウォリアーズが2週連続でタッグ王座獲りならず

 ロウが米国現地時間12日、カナダ・オンタリオ州トロントのスコシアバンク・アリーナで開催された。

 PPV大会『サマースラム』でブロック・レスナーからユニバーサル王座を奪還したセス・ロリンズがオープニングに登場。US王者AJスタイルズと対峙した。The OCのルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンとともに現れたAJは「俺はお前にチャレンジしたい。俺はお前より優れた王者だからな」と宣戦布告。ロリンズが受諾し、王者対決によるユニバーサル王座戦がメインイベントで行われることになった。シングル2冠を狙うAJはウシゴロシで攻め込んだが、ロリンズもスリング・ブレイドやファルコンアローで反撃。するとセコンドのギャローズとアンダーソンがロリンズを襲撃して反則裁定が下された。お構いなしのThe OCは試合後もロリンズに暴行を加えたが、そこへリコシェが現れ、AJに延髄斬りを叩き込んだ。ギャローズ&アンダーソンがブーツ・オブ・ドゥームでリコシェを返り討ちにしても、今度はブラウン・ストローマンが登場。ギャローズとアンダーソンをショルダータックルで吹き飛ばすと、AJにはランニング・パワースラムをお見舞い。The OCを蹴散らす大暴れをみせた。

 サーシャ・バンクスがこの日、電撃復帰を果たした。PPV大会『サマースラム』のロウ女子王座戦でベッキー・リンチ敗退したナタリアが「ベッキーにタップ負けしてしまった。いつかもう一度対戦したい」と悔しさを噛みしめていると、そこへサーシャが登場。ナタリアをハグして慰めたと思われたが、カツラを取って真っ青に染まった髪を披露すると豹変。ナタリアに襲いかかって容赦なくダブルニーを放ち、スチール階段にも叩きつけるなど暴行を加えた。見かねた王者ベッキーがナタリア救出に駆けつけ、サーシャと殴り合いを展開したが、サーシャはパイプ椅子でめった打ち。スチール階段に叩きつけてベッキーをKOすると不敵な笑みを浮かべてから、その場を後にした。

 アスカ&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズがWWE女子タッグ王者アレクサ・ブリス&ニッキー・クロスに挑戦した。先週フェイタル4ウェイイリミネーション戦で同王座に挑んだ二人だったが、アレクサ&ニッキーが勝利して新王者に。この日アスカとカイリに再挑戦のチャンスが巡ってきた。悲願のベルト獲りに燃える二人は、カイリがクロスボディでアレクサを攻め込むと、アスカもカイリとの連係を披露し、スライディングキック、ジャーマン・スープレックスでニッキーを圧倒した。勢いづくカブキ・ウォリアーズは場外に逃げるニッキーにカイリがクロスボディを決め、必殺のインセイン・エルボーを叩き込んで勝機を作ったが、アレクサのカットによって3カウントは奪えず。アスカがアレクサに放った蹴りがコーナーポストに誤爆して戦線離脱に追い込まれてしまう。孤立無援となったカイリも裏拳で劣勢打開を図るものの、ニッキーのネックブリーカー、アレクサのツイステッドブリスを立て続けに食らって3カウントを聞いた。2週連続でタッグ王座獲りに失敗。涙をのんだカブキ・ウォリアーズだったが、カイリは試合後に更新したツイッターで「私の辞書に“ギブアップ"の文字はない」と豪語し、王座奪取にかける執念をのぞかせた。

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