プロレス/格闘技DX

　スマックダウン、205 Liveが現地時間3日、バージニア州ノーフォークのノーフォーク・スコープ・アリーナで開催された。

　ランディ・オートンが王者コフィ・キングストンをKOし、WWE王座獲りへ怪気炎を上げた。PPV大会『クラッシュ・オブ・チャンピオンズ』でWWE王座に挑戦するオートンは「クラッシュ・オブ・チャンピオンズまで2週間だ。新しいWWE王者が誕生することになる。コフィ、男らしく出てこい」とキングストンを挑発。ザ・リバイバルの2人に襲撃されたキングストンが現れると、オートンも加勢して3対1の状況に。「バカ」を連呼したオートンは「ファン、友達、ファミリーの前でお前を倒してやる」と通告。リバイバルとの連係によるスーパーRKOをさく裂させてキングストンをKOし、ベルト獲りをアピールした。

　インターコンチネンタル王者・中邑真輔がザ・ミズとの防衛戦へ向けて無名の格下相手にキンシャサで完勝した。PPV大会『クラッシュ・オブ・チャンピオンズ』でミズを迎え撃つ中邑。相棒のサミ・ゼインが「今回の対戦相手の名前は“ミズ"だ。クラッシュ・オブ・チャンピオンズでミズがどうなるか見てみよう」と宣言すると、無名選手を仮想ミズに見立てた試合に臨んだ。ゼインが解説する中、的確な打撃でダメージを与えた中邑は、パンチで反撃されると表情が一変。ターンバックル上で強烈なヒザを放つと容赦なくキンシャサを叩き込んで勝負あり。仮想ミズに完勝した中邑は「可哀そうになミズ、お前がこのベルトを手にすることは2度とない。わかるか? わかるか? 俺が一番」と自身の入場曲の歌詞をなぞって挑戦者にメッセージを送った。

　PPV大会『クラッシュ・オブ・チャンピオンズ』は日本時間9月16日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

　205 Liveでは戸澤陽&ブライアン・ケンドリックがブランドン・スコット&タイラー・ハスティングスと対戦した。序盤からチームワークを発揮した二人は、ケンドリックがエルボードロップをスコットに繰り出し、戸澤もセントーンから騙し討ちジャブを放つなど相手チームを圧倒。さらに戸澤がミサイルキックから風車蹴りでスコットを追いつめ、最後はケンドリックとの連係による蹴りを食らわせて3カウントを奪った。二人はマジソン・スクエア・ガーデンが舞台となる次週、ジャック・ギャラハーとのタッグ戦が決まった。