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9/8【全日本】王道Tへジェイク「崖っぷちだと思ってる」、岩本もエール

『2019 LATE SUMMER TOUR〜The Road to 第7回 王道トーナメント〜DSG GROUP PRESENTS WRESTLE MUST GO ON!』石川県産業展示館3号館(金沢)(2019年9月8日)
○岩本煌史&ジェイク・リーvsゼウス&フランシスコ・アキラ×

 ジェイクが王道トーナメントへ向けて「ある意味、崖っぷち」と危機感をのぞかせながらも優勝を誓い、アジアタッグを保持する盟友・岩本もエールを送った。

 10・9後楽園大会で念願だったTAJIRI&KAIとのアジアタッグ戦を控えるジェイク&岩本。タイトルマッチ決定後、初タッグとなったこの日はゼウス&アキラと対戦した。飛び出した連係はダブルショルダータックルのみ。岩本が一本背負いでアキラを投げ飛ばし、ジェイクがミドルキックで圧倒するなど、個々の力を発揮した。粘るアキラがその場飛びフットスタンプ、ロープ越しダイアモンドカッターで攻め立てたが、岩本はニーアッパーで鎮圧。孤高の芸術をさく裂させて3カウントを奪った。

 V2戦へ向けて勝利を飾ったアジアタッグ王者組だが、その前にジェイク個人としての大勝負を控える。9・14三条大会で開幕する王道トーナメントだ。すでに「シングルプレイヤーとしてひと花咲かせる」と宣言しているが、その裏には危機感もある。4月のチャンピオン・カーニバルは準優勝に終わり、今年は三冠ベルト挑戦のチャンスもつかめずにいる。「ある意味、崖っぷちだと僕は思ってるし。もうあきらめてるお客さんもいっぱいいるだろうし」と自らに厳しい評価を下したジェイクは「だからこそイチからじゃなく、ホントにゼロからって気持ちでシングルプレイヤーとしてひと花咲かせてやろうと思います」と改めて王道トーナメント制覇を誓った。

 ジェイクが秋の祭典で初優勝を飾れば、TAJIRI&KAIとのアジアタッグ戦へ向けても最高の弾みとなる。パートナー・岩本は「どこと戦っても激戦、半端ないと思うけど、俺はパートナーを信じて、セコンドできる限りずっと付く」とバックアップを約束したうえで、「絶対優勝してもらいたいですね。アジアだけじゃなくて、王道も獲って、三冠も獲って、もう手を付けられない、そんな化け物になってほしい」とエールを送っていた。

【試合後のジェイク&岩本】
――TAJIRI&KAIとのアジアタッグが決定後、初めて二人で組んだが?

▼岩本「そうですね。二人のタッグは初めてですけど、今日、特に俺とジェイクさんで連係何かやったかといったら、やってないし」

▼ジェイク「ダブルタックルぐらいかな」

▼岩本「お互い何をやるってわかってるだけでも他のタッグチームと違うだろうし」

▼ジェイク「この前、TAJIRIさんとアキラがタイトルマッチやって、アキラの力がどれだけ向上してるか、試合みてわかったし、TAJIRIさんがまだまだどれだけ隠し持ってるかわかったうえで、俺は岩本さんに今日それをぜひ体験してほしいと」

▼岩本「アキラとやったらギリギリだからね。やっぱみたことない動きするし、それでいて初めて来た時よりパワーも数段アップしてるし、手強いよ本当に。強い」

▼ジェイク「だからこそ次期アジアタッグ挑戦者・TAJIRIさんの力をアキラが一番知ってるわけで。そういう意味で今日は岩本煌史はいろんなことをまたインプットできた」

▼岩本「感じたね。感じた。直接対決は9月は王道トーナメント始まるし、ないけど、今のアキラとの戦いで感じた、あいつが盗んだものをリング上で出してたから、俺はそれを感じました。あとは隣にいるジェイク・リーが今月は王道トーナメント始まるから。どこと戦っても激戦、半端ないと思うけど、俺はパートナーを信じて、セコンドできる限りずっと付くし。絶対優勝してもらいたいですね。アジアだけじゃなくて、王道も獲って、三冠も獲って、もう手を付けられない、そんな化け物になってほしい。俺はそんな頼れるパートナーがいるんだって胸を張りたいし」

▼ジェイク「いつも力もらってますよ。こういった言葉だけじゃなく、リング上でのパフォーマンスだっていつも刺激になるし。もう言葉はいらないんじゃないかな。お客さんもいつやるの?って感じでしょ。じゃあ言葉でああだこうだ言っても、やることやらないと。ある意味、崖っぷちだと僕は思ってるし。もうあきらめてるお客さんもいっぱいいるだろうし。だからこそイチからじゃなく、ホントにゼロからって気持ちでシングルプレイヤーとしてひと花咲かせてやろうと思います」

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