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9/14【全日本】青柳がヴァレッタ撃破で初Vへ弾み、宮原は「真っ白な気持ち」で丸腰登場「次に三冠ベルト巻くのは決勝戦」

『第7回 王道トーナメント』開幕戦 新潟・三条市栄体育館(2019年9月14日)
○青柳優馬&宮原健斗&ヨシタツvsジョー・ドーリング&ディラン・ジェイムス&ギアニー・ヴァレッタ×

 王道トーナメント前哨戦は青柳がヴァレッタに快勝し、初優勝へ向けて弾み。宮原は「真っ白な気持ち」で三冠ベルトをあえて巻かず、「三冠ベルト次巻いて入場するのは決勝戦のみだ」と連覇を自らに義務づけた。

 今年、結果を残せないままの青柳はこの王道トーナメントをきっかけに浮上を図るつもりでいる。9・16後楽園の1回戦ではKAIと対決するが、開幕戦となったこの日は宮原&ヨシタツとのトリオでジョー&ディラン&ヴァレッタの外国人トリオと対戦。最軽量とあって青柳は相手チームに狙い撃ちされ、ザ・ボンバーのダブルタックル、ディランの逆水平、ラリアット、ヴァレッタのチョークスラムで攻めまくられたが、ヴァレッタのチェーンラリアットはフロントハイキックで阻止。回転足折り固めで丸め込んで逆転勝利を決めた。

 青柳がヴァレッタに快勝し、2日後の1回戦へ弾みをつけた。過去3回はいずれも1回戦敗退で、王道トーナメント未勝利。青柳は「誰が上がってくるんでしょうとか気にしてる前に僕、今まで王道トーナメント1回も勝ったことないんで、まず最初、自分にとって鬼門である1回戦突破を目指したい」とどん欲そのもので、KAIに向かって「僕が豪快にやっつけて、快勝して、2回戦いってやりますよ。KAIさん、覚悟しといてくださいね」と強気に通告してみせた。

 一方、昨年覇者・宮原は史上二人目の連覇と、史上初となる三冠王者による優勝を狙う。この日は9・16後楽園での1回戦で対決するジョーとの前哨戦となり、パワーで押されながらも、低空ドロップキック、顔面ドロップキックで攻め入るなど三冠王者の存在感を示した。

 そしてこの日の最高男はいつもと違った。三冠ベルトを巻かずに登場したのだ。「あの三冠ベルトはここ3年、いや3年半、あのベルトを初めて巻いてから、俺の腰にあることが当たり前になってる。入場する時のこの腹の感触がいつもいつも恒例のものになっている」と自負するように、三冠ベルトは宮原の代名詞となりつつある。にもかかわらず「第7回王道トーナメント、チャンピオンとして2連覇と言ったけど、真っ白な気持ちで何か宮原健斗の体で違和感を感じて入場したい」との思いから、あえて丸腰で開幕戦に臨んだ。今シリーズ、宮原が三冠ベルトを巻く舞台は一つしかない。「あのベルト姿をお披露目するのは名古屋の決勝いってからだ。三冠ベルト次巻いて入場するのは決勝戦のみだ」と宣言した宮原は連覇を成し遂げるためにも自らを追い込むことを決めた。

【宮原の話】「よしよし、きたきた。開幕きた開幕が。第7回王道トーナメントがついに始まりました。日本全国の皆様お待たせしました。今日入場でお気づきになった皆様、何か俺に足らなくないか? 何が足りないですか? (三冠ベルト?)そうです。三冠ベルトあえて巻いて入場していない。あの三冠ベルトはここ3年、いや3年半、あのベルトを初めて巻いてから、俺の腰にあることが当たり前になってる。入場する時のこの腹の感触がいつもいつも恒例のものになっている。ただ俺は常に何か次のステップにいきたいと思っている。この第7回王道トーナメント、チャンピオンとして2連覇と言ったけど、真っ白な気持ちで何か宮原健斗の体で違和感を感じて入場したいんだ。あのベルト姿をお披露目するのは名古屋の決勝いってからだ。決勝のみだ。そうやって自分の欲を自ら追い込んでる。三冠ベルト次巻いて入場するのは決勝戦のみだ」

【青柳の話】「あぁ疲れた。王道トーナメント今日で始まってますね。誰が上がってくるんでしょうとか気にしてる前に僕、今まで王道トーナメント1回も勝ったことないんで、まず最初、自分にとって鬼門である1回戦突破を目指したいと思います。1回戦の相手はKAI選手。僕が豪快にやっつけて、快勝して、2回戦いってやりますよ。KAIさん、覚悟しといてくださいね。豪快にやってやりますよ」

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