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9/19【リアルジャパン】まさかのノーコンテスト…怒りの竹田が再戦要求「アレクサンダー大塚はこんなもんじゃねえ」

『ストロングスタイルプロレス Vol.3』東京・後楽園ホール(2019年9月19日)
アレクサンダー大塚vs竹田誠志

 注目の一騎打ちは両者暴走の末、ノーコンテスト決着に。納得のいかない竹田は怒りをあらわにし、「俺が知っているPRIDEでガンガンやってたアレクサンダー大塚はこんなもんじゃねえ。リアルジャパン、またあいつと組め」と再戦を要求した。

 竹田は6・20後楽園でリアルジャパンに初参戦。岩崎孝樹と組んで、大塚&崔領二組と対戦した。竹田と大塚は試合中に激しくやり合うと、崔が岩崎を仕留めたあとも、乱闘を展開し、互いに一騎打ちをアピール。そこで今大会では決着戦が組まれた。大塚は元レジェンド王者でもあるリアルジャパンの常連。一方、竹田もデスマッチファイターとして有名だが、レスリングや総合格闘技のバックボーンがあり、注目の一戦となった。

 まずはレスリング勝負で先制争い。リストを固めた大塚がエルボー合戦でも押し切るが、竹田はヒザを蹴り飛ばして動きを止めると、低空ドロップキックを顔面にねじ込んで勢いを掴んだ。串刺しニーや後頭部へのランニングニーなどで追撃すると、不意を突く飛びつき十字固めから腕固めに持ち込んで絞め上げる。

 しかし、大塚はランニングニーをキャッチすると、デスバレーボムを敢行。ジャーマンで投げ捨てると、抵抗する竹田をさらにジャーマンでぶっこ抜いた。そして、スリーパーで絞め上げるが、今度は竹田が国体1回戦スラムで投げ飛ばす。ヒートアップした2人はビンタ合戦からグーパンチを交錯させた。感情的になった大塚は頭突きを放つと、ジャイアントスイングでぶん回す。

 たまらず場外に転落した竹田だったが、パイプイスを持ってリングに飛び込むと、大塚にそれを投げつけて激高。大塚も止めるレフェリーを突き飛ばし、竹田にイスを振り下ろした。その後もビンタやグーパンチを激しく打ち合ったものの、止めるレフェリーを2人で突き飛ばす形となり、両者反則負けの裁定が下った。

 納得のいかない2人はその後も乱闘。客席からは「延長」コールも飛ぶ。セコンドが割って入るも、2人は引かずに激しい視殺戦を繰り広げた。大塚がセコンド陣に抑えられて下がっていくも、感情的になった竹田はマイクを持ち、「おい、アレク。まだまだできるだろ!? おい、このままノコノコ下がるアレクサンダー大塚じゃねえだろ、コノヤロー 俺が知っているPRIDEでガンガンやってたアレクサンダー大塚はこんなもんじゃねえ。リアルジャパン、またあいつと組め」と再戦を要求。結果的に遺恨をさらに深める結末となった。

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