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9/20【NOAH】「丸藤正道vsグレート・ムタ」決定 11・2両国で夢対決、ムタ「丸藤の血が見たい」

 ノアは20日、11・2両国大会で「丸藤正道vsグレート・ムタ」のスペシャルシングルマッチを行うと発表した。

 ともに「天才」と称されてきた丸藤とムタの“代理人"武藤は、2017年のノア3・12横浜文体大会で初めてタッグを結成。そして今年の9・16ノア大阪大会では6人タッグマッチながら初対決も実現し、試合後に丸藤が毒霧ばりに水を上空に噴射する行動に出ていた。

 この日都内で開かれた会見には丸藤と武藤が出席。ファン時代はムタのVHSパッケージを購入するほどのファンだった丸藤は、「この前のN-1は全敗に終わりましたけど、埋もれてはいけないという思いから、22年目のキャリアに入って、いろんな選手とやってきたなかで、どうしても触れてみたい。ここに来て急にグレート・ムタという選手に触れたいと思ったワケではなくて、プロレス界に入った時からいつか触れてみたい。そんな選手の一人でした」と目を輝かせた。

 一方の武藤は「魔界には団体と団体の隔たりとかはないなかで、初めてグレート・ムタがノアに上がるんだよな? きっと。グレート・ムタ、ひじょうに気合が入ってると思います。グレートムタ『当日は丸藤の血がみたい』と。G+とかで流すのかな? もしかしたら、最初からモザイクをかけて収録したほうがいいんじゃないか…と言っておいてください」と残虐なムタの心情を代弁。「化学反応なんか考えないで、たぶんグレート・ムタさんはゴーイング・マイ・ウェイで行くと思います グレート・ムタはきっと“良い試合"とかどうとか関係ないんじゃないかな。もしかしたらワンマンショーで終わる可能性もある」と“推察"した。

 丸藤としては、新生ノア年間最大の舞台で、憧れの相手に勝敗と存在感で勝負を挑む。「(勝敗や存在感)全部で勝ちたいとか、全部で超えてみたいとか思える相手っていうのは、自分のなかでも、なかなかいない」と話した丸藤は、「おそらくシングルマッチをグレート・ムタとやるのは、これが最初で最後になるんじゃないかと思うんで、良い意味で自分に心残りがない試合がしたい。当日まで、それが試合なのか、なにかの技なのかは分かりませんけど、“プロレス頭"をフル回転させて、グレート・ムタの、武藤さんの想像を超えられるようなものを考えたいなと思っています」と、持ち前のセンスを振り絞ってムタもビックリの“想定外"を生み出すことを自らの課題とした。

 会見での丸藤、武藤のコメントは以下の通り。

【会見の模様】

▼丸藤「両国大会、グレート・ムタ選手とシングルマッチが決まりました。この前のN-1リーグ戦は全敗に終わりましたけど、埋もれてはいけないという思いもあり、22年目のキャリアにして、いろんな選手とやってきたなかで、どうしても触れてみたい。その選手がグレート・ムタ。うれしいです。全力で両国に向かっていきます」

▼武藤「グレート・ムタの代理人の武藤敬司です。魔界には団体と団体の隔たりとかはないなかで、初めてグレート・ムタはノアに上がるんだよな? きっと。グレート・ムタ、ひじょうに気合が入ってると思います。グレートムタは『当日は丸藤の血がみたい』と。G+とかで流すのかな? もしかしたら、最初からモザイクをかけて収録したほうがいいんじゃないか…と言っておいてください」

――ムタに触れてみたいと思った経緯を改めて?

▼丸藤「ここに来て急にグレート・ムタという選手に触れたいと思ったワケではなくて、プロレス界に入った時からいつか触れてみたい。そんな選手の一人でした。俺の実家に帰れば『グレート・ムタ スペシャル』のVHSボリューム1、ボリューム2のビデオもあるくらいですから。それくらい自分のなかで大きな存在で、なかなか触れることもできる選手も少ない存在だとも思うんで、今回ひじょうに光栄な気持ちとともに、化けの皮をはいでやりたいなと思っています」

――ムタからは『血が見たい』というメッセージもあった

▼丸藤「キャリア22年のなかで自分が流血をしたって記憶が1回、2回くらいしか無いんで、そこはしたくないな…と思いますんで、グレート・ムタには遠慮してもらうように武藤さんに伝えてもらうかなと思います」

――ノアがムタが交わることによって、武藤選手の目から見てどんな化学反応がありそう?

▼武藤「化学反応なんか考えないで、たぶんグレート・ムタさんはゴーイング・マイ・ウェイで行くと思います」

――憧れていたムタと戦える喜びが強いのか、それともレスラーとしての存在感で勝負をしてみたいのか?

▼丸藤「いやぁ全部ですね。全部。今、全部で勝ちたいとか、全部で超えてみたいとか思える相手っていうのは、自分のなかでも、なかなかいないので。自分とグレート・ムタっていう存在がリング上で向かい合っただけで、今からすげーワクワクしてます」

――普段どおりの丸藤正道でいくのか、それとも何か特別なことを考えている?

▼丸藤「おそらくシングルマッチをグレート・ムタとやるのは、これが最初で最後になるんじゃないかと思うんで、良い意味で自分に心残りがない試合がしたいと考えているなかで…当日まで、それが試合なのか、なにかの技なのかは分かりませんけど、“プロレス頭"をフル回転させてやっていきたいなと。グレート・ムタの、武藤さんの想像を超えられるようなものを考えたいなと思っています」

――それを受けて武藤選手は?

▼武藤「グレート・ムタはきっと“良い試合"とかどうとか関係ないんじゃないかな。もしかしたらワンマンショーで終わる可能性もあるし、そこに存在すれば、それだけで良いんじゃないかな…ってそれくらいの感覚でいると思います」

――丸藤の印象を改めて?

▼武藤「代理人の武藤敬司の話ですけど、俺もちょっとした肩書で“天才"と言われてた時期もあったりして。彼も“天才"と言われてるなかで、戦ったり組んだりしてみて、まさしくその言葉がふさわしいレスラーであるなと思います」

▼丸藤「こればっかりは…素直にうれしいです」


☆11/2(土)東京・両国国技館『NOAH the BEST 2019〜美学のある闘い〜』16:00開場、17:00開始

▼スペシャルシングルマッチ
グレート・ムタ
vs
丸藤正道

▼GHCジュニア・ヘビー級選手権試合
[挑戦者]
YO-HEY
(1/60)
HAYATA
[第40代選手権者]
※HAYATA2度目の防衛戦

▼GHCヘビー級選手権試合
[挑戦者/N-1 VICTORY 2019優勝者]
拳王
vs
清宮海斗
[第32代選手権者]
※清宮6度目の防衛戦

[チケット]
▼料金
・SRS:15000円(完売)
・1階マス席S:10000円(当日10500円)
・1階マス席A:7000円(当日7500円)
・2階イス席S:6000円(当日6500円)
・2階イス席A:4000円(当日4500円)
・小学生:2000円(当日2500円)
※小学生席はアリーナB、スタンドAのみ、取扱はノア事務所のみとなり、チケットのお渡しは当日となります

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