【新日本】鈴木暴挙で怒り沸点…ゆかりの神戸に鬼神ライガー降臨 2019/9/23
『DESTRUCTION in KOBE』兵庫・神戸ワールド記念ホール(2019年9月22日) ○鈴木みのる&ザック・セイバーJr.&金丸義信&DOUKIvs棚橋弘至&タイガーマスク&ロッキー・ロメロ&獣神サンダー・ライガー× 鈴木にマスク剥ぎを狙われたライガーの怒りが沸点を迎えて爆発。初登場となった23年前のグレート・ムタ戦と同じく神戸の地に鬼神ライガーが降臨し、狂気の反則暴走で鈴木を蹂りんした。 一旦は鳴りをひそめていた鈴木とライガーの遺恨だが、9・6後楽園で鈴木が実況席のライガーを襲撃したことにより再燃した。その後も激しくやり合うと、9・16鹿児島では鈴木がライガーのマスクを剥ぎ取り反則暴走。怒りの獣神は「越えちゃいけないラインを越えた」「鈴木の首、獲ります」と断言した。両者の舌戦も激しくなる一方で、来年1月のライガー引退を前に、一騎打ちの機運が再び高まっている。そんな状況で、2人は激突。鈴木がザック&金丸&DOUKIと、ライガーが棚橋&タイガー&ロメロとそれぞれ組んで対戦した。 まず鈴木軍の入場となったが、いきなりライガーが背後から鈴木を襲撃。大乱闘から波乱の幕開けとなる。鈴木はすぐに場外戦で反撃。リング上にテーブルを持ち込み、コーナーに固定すると、ライガーの脳天にパイプイスを振り下ろし、さらにマスクにまで手をかけた。棚橋たちが救出しようと試みるが、ザックらに引き離される。 鈴木が割って入る浅見レフェリーを突き飛ばしたため、レフェリー不在の無法地帯となるが、ここでライガーが突然、暴走。急所蹴りで鈴木を払いのけると、自らマスクを脱ぎ、タイツを引き裂く。そこには白い不気味なペイントを施した鬼神ライガーの姿が。場内は騒然となる。 鬼神ライガーは言わば獣神の“暴走モード"。これまで96年10月のムタ戦のほか、BADBOY非道やタイチを制裁する際に降臨している。普段見せる“正義のヒーロー"と真逆の残虐ファイトを得意としており、この状態になるとまったく手をつけられない。 鬼神ライガーは鈴木に黒い毒霧を噴射すると、浅見レフェリーにまでお見舞い。そして、リングのロープを締める際に使う先の尖った鉄棒を手にすると、テーブルの前でふらつく鈴木に向かって躊躇なく振り下ろした。 あの鈴木が恐怖の表情を浮かべ、間一髪回避して事なきを得たが、その鉄棒はテーブルを貫通。場内はどよめく。止まらない鬼神ライガーはそのテーブルを場外に退避した鈴木に投げつけると、反則裁定が下り、鈴木たちが去っていっても追いかける。棚橋やセコンドが止めに入るが、鬼神ライガーは鉄拳を見舞って振り払うと、バックステージでも鈴木を追いかけ回した。 これまで鈴木が一方的に蹂りんし、ライガーはその無法行為に対して真面目に怒りをぶつけてきたが、今大会では狂気の獣神がやり返した結果に。抗争は激化する一方で、もはや一騎打ちでしか収拾はつかない状況となった。
『DESTRUCTION in KOBE』兵庫・神戸ワールド記念ホール(2019年9月22日)
○鈴木みのる&ザック・セイバーJr.&金丸義信&DOUKIvs棚橋弘至&タイガーマスク&ロッキー・ロメロ&獣神サンダー・ライガー×
鈴木にマスク剥ぎを狙われたライガーの怒りが沸点を迎えて爆発。初登場となった23年前のグレート・ムタ戦と同じく神戸の地に鬼神ライガーが降臨し、狂気の反則暴走で鈴木を蹂りんした。
一旦は鳴りをひそめていた鈴木とライガーの遺恨だが、9・6後楽園で鈴木が実況席のライガーを襲撃したことにより再燃した。その後も激しくやり合うと、9・16鹿児島では鈴木がライガーのマスクを剥ぎ取り反則暴走。怒りの獣神は「越えちゃいけないラインを越えた」「鈴木の首、獲ります」と断言した。両者の舌戦も激しくなる一方で、来年1月のライガー引退を前に、一騎打ちの機運が再び高まっている。そんな状況で、2人は激突。鈴木がザック&金丸&DOUKIと、ライガーが棚橋&タイガー&ロメロとそれぞれ組んで対戦した。
まず鈴木軍の入場となったが、いきなりライガーが背後から鈴木を襲撃。大乱闘から波乱の幕開けとなる。鈴木はすぐに場外戦で反撃。リング上にテーブルを持ち込み、コーナーに固定すると、ライガーの脳天にパイプイスを振り下ろし、さらにマスクにまで手をかけた。棚橋たちが救出しようと試みるが、ザックらに引き離される。
鈴木が割って入る浅見レフェリーを突き飛ばしたため、レフェリー不在の無法地帯となるが、ここでライガーが突然、暴走。急所蹴りで鈴木を払いのけると、自らマスクを脱ぎ、タイツを引き裂く。そこには白い不気味なペイントを施した鬼神ライガーの姿が。場内は騒然となる。
鬼神ライガーは言わば獣神の“暴走モード"。これまで96年10月のムタ戦のほか、BADBOY非道やタイチを制裁する際に降臨している。普段見せる“正義のヒーロー"と真逆の残虐ファイトを得意としており、この状態になるとまったく手をつけられない。
鬼神ライガーは鈴木に黒い毒霧を噴射すると、浅見レフェリーにまでお見舞い。そして、リングのロープを締める際に使う先の尖った鉄棒を手にすると、テーブルの前でふらつく鈴木に向かって躊躇なく振り下ろした。
あの鈴木が恐怖の表情を浮かべ、間一髪回避して事なきを得たが、その鉄棒はテーブルを貫通。場内はどよめく。止まらない鬼神ライガーはそのテーブルを場外に退避した鈴木に投げつけると、反則裁定が下り、鈴木たちが去っていっても追いかける。棚橋やセコンドが止めに入るが、鬼神ライガーは鉄拳を見舞って振り払うと、バックステージでも鈴木を追いかけ回した。
これまで鈴木が一方的に蹂りんし、ライガーはその無法行為に対して真面目に怒りをぶつけてきたが、今大会では狂気の獣神がやり返した結果に。抗争は激化する一方で、もはや一騎打ちでしか収拾はつかない状況となった。