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10/16【新日本】ラグビー田口&バスケ・ロメロの“監督タッグ"が初戦白星

『Road to POWER STRUGGLE〜SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019〜』東京・後楽園ホール(2019年10月16日)
「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019」公式戦 ○田口隆祐&ロッキー・ロメロvsTJP&クラーク・コナーズ×

 田口がラグビー仕様の、ロメロがバスケット仕様のコスチュームで登場し、監督タッグがジュニアタッグリーグに出陣。コナーズを撃破して初戦白星を飾った。

 タグチジャパン・田口とRPG 3K・ロメロの監督タッグが「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019」で実現。初戦で、元LA道場のTJP&現LA道場のコナーズ組と対戦した。

 田口はラグビー仕様の、ロメロはバスケットボール仕様のコスチューム姿でボールも持って入場する。序盤は田口&ロメロのテクニックが冴え渡る展開に。連係攻撃に移ると、アイコンタクトを送りながら、連続して串刺し攻撃を浴びせる。しかし、田口がブロックサインを送ってもロメロは理解できず。反対にロメロのサインも田口は解読できずに、押し問答を繰り広げた。

 ここでチャンスを逃し、ロメロが長時間捕まってしまったが、TJPにフェイント式バックキックを放って窮地を脱する。代わった田口は対角線のロープに相手チームを固定し、ランニングヒップバットを乱射。TJPにはスワンダイブ式ヒップアタックも叩き込んだ。連続ブレーンバスターもさく裂して好機を掴む。

 TJPがバックドロップで振り払うと、あとを受けたコナーズは田口をコーナーに押し込み、逆水平やストンピングをこれでもかと連打。TJPが反転式のミサイルキックで援護すると、コナーズはこん身のスピアーで勝負に出る。しかし、しぶとい田口はコナーズにジャンピングヒップアタックをズバリ。背中を叩いてタッチを交わしたロメロはコルバタを敢行した。

 反撃を受けると、ロメロがコナーズの逆エビ固めに、田口がTJPのヒザ十字固めに同時に捕まったが、2人は仲良く並んでロープにエスケープ。ロメロのピンチが続いたが、田口が加勢に入って、ダブルジャンピングヒップアタックがさく裂すると、ロメロのスライスブレッド、田口のスライディング式ヒップアタックが時間差でクリーンヒットした。コナーズも必死の抵抗を見せたものの、ロメロはクラッチを解かずにスイング式DDT→ファルコンアロー→腕ひしぎ逆十字固めと流れるように畳みかけ、鮮やかにギブアップを奪い取った。

 田口&ロメロの監督タッグが白星発進。試合中にはブロックサインが通じずチャンスを潰してしまったが、そこはベテラン同士らしく最後はキッチリと勝利をもぎ取った。バックステージでは自分のコーチングが上だと意地を張り合う場面もあったが、田口が「シリーズを通じて、どっちがベストのコーチか決めようと」と呼びかけると、ロメロは「そうだな。競争だ。友好的な競争だ」と同意。最後は仲良く3Kポーズとグータッチを同時に決めてみせた。明日(17日)の後楽園では、タイガーマスク&上村優也組と対戦する。

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