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10/18【全日本】「底なし沼みたいだった」 シュレックが秋山と初遭遇、シングル対決も熱望

『2019旗揚げ記念シリーズ』静岡・アクトシティ浜松(展示イベントホール)(2019年10月18日)
○関根“シュレック”秀樹&佐藤光留vs秋山準&大森北斗×

 秋山と初遭遇を果たしたシュレックが「一つ一つ勝って、いいプロレスして、認めてもらって、挑戦させてもらいたい」とシングル対決実現を目標に設定した。

 今夏から全日マットにスポット参戦しているシュレック。GAORA王者・ヨシタツに挑戦し、諏訪魔、石川らとのタッグ対決も経験してきたが、この日またも注目の初顔合わせが実現した。

 秋山との初遭遇だ。シュレックが光留、秋山が北斗とそれぞれ組んでの激突で、両者が対峙すると場内には何とも言えない緊張感が漂った。手四つによる絞め合いで渡り合うと、シュレックが強引にジャーマンを狙ったが、これは秋山が投げさせない。ならばとシュレックは差し合いに持ち込み、投げを打とうとしたが、またも食い止めた秋山からニーリフト、頭突き連打の洗礼を浴びた。

 だが、シュレックもこのまま終われない。2度目の激突では差し合いからフロントスープレックスを敢行。さらにフロントネックロックやアームロックで絞め上げて攻め入った。最後も秋山には決められなかったジャーマンが豪快に火を噴き、胴締めスリーパーで北斗をレフェリーストップに追い込んだ。

 学生時代にプロレスファンだったというシュレックにとって、秋山との初対決は相当な刺激となったようだ。「実際に目の前で動く秋山選手、当たってみたら懐が深くて。とにかく懐が深いという感覚でしたね」と興奮気味に振り返り、「ここまでいけば投げられるポイントってあるんですね踏み込みで。それ入っても全く全然投げられる気がしない」との感覚まで味わった。シュレックは秋山から「底なし沼」のような底知れない強さを感じた。だからこそ、「リングに立ってる限りは秋山さんにシングルで挑戦したい」と熱望し、「一つ一つ勝って、いいプロレスして、認めてもらって、挑戦させてもらいたいなと思います」と全日マットで今以上に存在感を高めていく構えを見せていた。

【試合後の光留&シュレック】
▼光留「いやぁ異空間でしたね。目の前でパートナーとして来てもらったのに異空間でしたね。何じゃこりゃ? 何で秋山準と関根シュレック秀樹が今レスリングしてんだろう?って感じでしたね。いやぁ凄かった」

――初対決となった秋山の感想、印象は?

▼シュレック「やっぱテレビでもずっと僕らが学生の頃、ファンとしてみていたんでね。実際に目の前で動く秋山選手、当たってみたら懐が深くて。とにかく懐が深いという感覚でしたね」

▼光留「呑み込んでくる感覚は恐怖だと思います。プロレスラーにしかない恐怖だと思いますよ。なかなか格闘技の選手であの呑み込んでくる恐怖はないですから。いやぁ異空間だった。みてるこっちが呑み込まれそうでしたね」

――シュレック選手としてはもっと秋山と対戦したい?

▼シュレック「そうですね。今日、初対面、初対決だったんで、投げる一歩ですか。ここまでいけば投げられるポイントってあるんですね踏み込みで。それ入っても全く全然投げられる気がしないんですね。今、言ったように底なし沼みたいな感じで全然ズブズブいく感じで。でもリングに立ってる限りは秋山さんにシングルで挑戦したいなと思います」

――実現させるためにも全日本で存在感をアピールしていく?

▼シュレック「そうですね。一つ一つ勝って、いいプロレスして、認めてもらって、挑戦させてもらいたいなと思います」

▼光留「昔、僕、GAORAをまだ秋山さんが持ってる頃、道着マッチをしたことがあるんですよ。レスリングで秋山準とやってある程度みえたから、いけんだろう、道着着ろや、こっちは柔術の紫やと思ったら、結構、秋山さん道着を着た時も強かったんで。だから日本で柔術の一番強い男・関根“シュレック"秀樹と道着マッチあるんじゃないかなと思いますね」

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