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10/19【WWE】中邑がレインズと初対決も反則裁定、PPV大会『クラウン・ジュエル』で再激突へ

 スマックダウンが現地時間18日、インディアナ州インディアナポリスのバンカーズ・ライフ・フィールドハウスで開催された。

 ドラフトでスマックダウン残留となったIC王者・中邑真輔がローマン・レインズと王座戦で激闘を展開した。両者はこれが初対決。解説席にいたサミ・ゼインが介入して中邑のピンチを救うと、レインズのスーパーマンパンチを中邑が腕ひしぎ十字固めに切り返したが、レインズはそのまま中邑を持ち上げてパワーボムで叩きつけた。ゼインがエプロンに上がってレインズの注意を引いたスキに中邑はキンシャサを狙ったものの、スーパーマンパンチの餌食に。レインズがとどめのスピアーを狙っているところに、キング・コービンが背後から現れてレインズを襲撃。反則裁定が下され、ルールにより王者・中邑の防衛となった。試合後、ダニエル・ブライアンがレインズ救出に駆けつけ、コービンと中邑を制裁したが、ゼインに足を引っ張られて中邑の反撃に遭った。中邑はしてやったりの表情のゼイン、コービンとともに引き上げ、メインでコービンと組んでレインズ&ブライアンと対戦することが決まった。

 メイン前には、PPV大会『クラウン・ジュエル』での「チーム・ホーガンvsチーム・フレアー」に「チーム・ホーガン」の一員として出場予定だったセス・ロリンズに代わり、レインズが同チームのキャプテンを務めることが発表された。メインではIC王座戦に続いてサミ・ゼインが介入する場面もあったが、場外でレインズがスピアーをさく裂させてバリケードごとコービンを粉砕すると、リング内ではブライアンがランニングニーをさく裂させて中邑から3カウントを奪取した。

 髪を切って大胆なイメージチェンジを果たし、シャーロットからスマックダウン女子王座を奪取したベイリーがサーシャ・バンクスとともにミズTVのゲストとして登場した。ホストのミズがベイリーの変化にみんなが困惑していることを伝えると、ベイリーは「私が負けたとき、誰もハグしてくれなかった。もう私にはファンなんか必要ない」とふてぶてしい態度で発言した。するとニッキー・クロスが登場してベイリーを挑発。続いてデイナ・ブルックやレイシー・エバンスが次々に現れ、ニッキー、デイナ、レイシー、マンディ・ローズ、ソーニャ・デビル、カーメラの6人でベイリーへの挑戦権をかけたシックスパック・チャレンジに突入。大混戦の末、ニッキーがマンディにスピニング・ネックブリーカーを決めて勝利し、ベイリーへの挑戦権を獲得した。

 PPV大会『クラウン・ジュエル』で元ボクシング・ヘビー級王者タイソン・フューリーとの激突を控えるブラウン・ストローマンが元クルーザー級王者のドリュー・グラックと対戦した。グラックはこれがスマックダウン初登場。襲いかかろうとするストローマンに対し、マイクを取ったグラックは「俺はこれがSDデビューなんだから、自己紹介させてくれ。強敵と戦うお前のために、勝利のためのアドバイスも用意してきたから」と待った。ビジョンには345枚のスライドからなるプレゼンテーションが表示された。しかしストローマンは1枚目を見ただけでグラックに襲いかかると、ランニング・パワースラムで粉砕。フューリー戦へ向けて気勢を上げた。

 PPV『クラウン・ジュエル』は日本時間10月31日深夜にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

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