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10/19【全日本】凱旋・光留が「燃えろ岡山」締め、盟友・青木さん返上後の世界ジュニア獲りを宣言

『2019旗揚げ記念シリーズ〜和気町プロレス×まちおこしPROJECT“II"』岡山・和気町体育館(2019年10月19日)
○諏訪魔&石川修司&佐藤光留vs宮原健斗&ヨシタツ&青柳優馬×

 光留が岡山凱旋となった和気町大会を「燃える! 岡山!」の叫びで締め。来月20日に盟友・青木篤志さんが返上する世界ジュニアのベルト獲りをぶち上げた。

 「岡山の英雄」を自負する光留がこの日、岡山・和気町に凱旋。メインで暴走大巨人・諏訪魔&石川とトリオを結成し、宮原&ヨシタツ&青柳と対戦した。三冠王者・宮原に勝るとも劣らないコールと声援を受けた光留は相手チームに狙い撃ちされる劣勢が続きながらも、宮原にニールキックを放って打開。終盤には青柳にミドルキック連打を浴びせ、ジャンピングハイキック、水車落としで攻めまくる。腕ひしぎ逆十字は獲り逃し、青柳にダイビングボディアタックやジャーマンで反撃されてもチキンウイングアームロックで切り返すと、ジャンピングハイキックで援護射撃して諏訪魔の勝利を呼び込んだ。

 自力勝利はならなかったものの光留が地元・岡山凱旋を快勝で飾った。「まさか18で岡山を出て、和気町の体育館で19年後に全日本プロレスのリングで光留コールされてるとは夢にも思いませんでした」と感慨をのぞかせた光留は「岡山の全市町村でプロレスをやる」との目標を設定。デビュー20周年を迎える来年2月に岡山・赤磐大会を行うことを公表し、最後は「燃えろ! 岡山!」の叫びで締めた。

 記念イヤーを迎える前に光留は大仕事をやってのけるつもりでいる。世界ジュニア王座返り咲きだ。ちょうど1ヵ月後の来月20日に第51代王者・青木さんの防衛期限が切れ、返上扱いとなる。すでに岩本がベルト獲りに照準を定めているが、それを光留が見過ごせるはずがない。

 なぜなら青木さんが行う予定だった初防衛戦の相手が光留だったからだ。それに「佐藤光留がリレーをつなぐ」と盟友からジュニアの至宝を受け継ぐという重責もある。「言っときますけど、お前が最初じゃないからね。船頭は佐藤光留だから。全日本ジュニア=佐藤光留。そこは譲らないですよ」と断言して岩本をけん制した光留は、「僕が勝って獲らないと全日本ジュニアは前に進まないと思ってますから」とまで言い切った。

 青木さんの返上後、空位となった世界ジュニアの新王者決定戦が何らかの形で開催されるのは確実。光留は何があっても青木さんから頂点の座を受け継ぐ覚悟だ。

【試合後の光留】
――久々の岡山凱旋となったが?

▼光留「久々って感じしないですね。半年以内には来てますからね。年に3回ですから。西日本の会場がどんどんなくなっていったり、変わっていったりしてますけど、岡山のファンは待ってますから、全日本プロレスを。佐藤光留を待ってくれてる部分ももちろんあるけど、通じて全日本プロレスを待ってくれてるんで、ありがたかったですね」

――岡山が全日本の西日本の拠点となりつつあるが?

▼光留「そうですね。あと大阪と博多が強かったんですけど。やっぱりゼウスさんとか宮原さんとかいるし。やっぱり岡山の人間の負けん気というか、無視されればされるほど、てめぇコノヤローってなりますから。それはやっぱりヘビーの全日本と言われてる中、ジュニアが別に無視されてるわけじゃないけど、でもやっぱり自分の試合が終わってメインの三冠戦をみてる時、完全にお客さんの頭の中からジュニアのことがなくなってるような盛り上がりをみると、コノヤローって思いますからね」

――それが反骨心につながっていると?

▼光留「そうですよ。全日本ジュニアが反骨心の塊ですから。そうじゃない奴はとっとと『俺はジュニアじゃない』と言ってもらえばいいし。今それを感じられるのは何人かしかいないですけどね。自己アピールの仕方なのか。青木さんが乗り移ったようなコメントだ(笑) 岩本がいろいろ言ったりとかしてるのも耳に入ってるんで。ただ言っときますけど、お前が最初じゃないからね。船頭は佐藤光留だから。全日本ジュニア=佐藤光留。そこは譲らないですよ。岡山の人間としてもね」

――ましてや青木さんが返上した次の王者となるだけに?

▼光留「そうですよ。今、青木篤志が必死こいて守って、ちょうどあと1ヵ月。佐藤光留がリレーをつないで。次の防衛戦の相手、僕でしたから。僕が勝って獲らないと全日本ジュニアは前に進まないと思ってますから」

――リング上で来年2月に20周年興行を赤岩で開催すると宣言したが?

▼光留「いや違います。20周年じゃないです。たまたま20年の時にたまたま岡山大会があるだけです。20周年興行でやるかどうかまだわかんないです。という風のうわさです。全市町村回れるように頑張ります」出

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