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10/24【全日本】TAJIRI&KAIが最強タッグへ暴走大巨人を蹂りん「一番小さいのが武器になる」

『2019旗揚げ記念シリーズ』最終戦 東京・後楽園ホール(2019年10月24日)
○TAJIRI&KAI&野村直矢&青柳優馬vs石川修司&関本大介&ボディガー&諏訪魔×

 TAJIRI&KAIが最強タッグ前哨戦で暴走大巨人を蹂りんだ。

 暮れの祭典・最強タッグが来月11日に開幕する。この日はリーグ戦に出場する諏訪魔&石川の暴走大巨人、BJWタッグ王者・関本&ボディガーと、野村(パートナーはジェイク)&青柳(パートナーは宮原)&TAJIRI&KAIが激突する前哨戦が組まれた。

 存在感を発揮したのはTAJIRI&KAIだった。一進一退の攻防が続く中、KAIが石川と真っ向勝負を展開し、ブレーンバスターで巨体を投げる。さらにTAJIRIがハンドスプリングエルボー、KAIがトラースキックと得意の連続攻撃に出た。石川が両腕ラリアットで二人まとめてなぎ倒すと、ローンバトルに追い込まれたTAJIRIが諏訪魔の串刺しラリアット、石川のニーリフト、さらに暴走大巨人のサンドイッチラリアットを次々に食らったが、諏訪魔のラストライドを食い止めた次の瞬間、グリーンミストを噴射。KAIが延髄斬りで援護射撃すると、すかさずTAJIRIが首固めで丸め込んで3カウントを奪った。

 TAJIRI&KAIが持ち前の好連係で諏訪魔を料理した。試合後、TAJIRIは石川にもグリーンミストを噴射。KAIとともに顔面を緑に染めて横たわる諏訪魔と石川を不敵な笑みを浮かべながら見下ろした。本領発揮の快勝劇に二人は「クリームソーダになってましたね、二人とも」(KAI)、「こういうのやってる時が一番面白い」(TAJIRI)と笑いが止まらず。最強タッグ出場チーム中、最軽量となるが、TAJIRIは「逆に今年の最強タッグはアレだね。俺たちにとってやりやすい面子だね。みんな大きさがあって。ウチらは一番ちっちゃいっていう武器を持ってんじゃないかなって気がしてきた」と言い切った。体格差を補うだけの技量、頭脳がこの二人にはある。暴走大巨人を手玉に取ったこの日の戦いぶりをみる限り、TAJIRI&KAIは台風の目どころか優勝候補の一角と言ってよさそうだ。

【試合後のTAJIRI&KAI】
▼KAI「クリームソーダになってましたね、二人とも(笑)」

▼TAJIRI「こういうのやってる時が一番面白い(笑)」

▼KAI「楽しいですね。この前のアジア戦も楽しかったし。ウチらはこういう戦いが…」

▼TAJIRI「まともにいっても…」

▼KAI「もうカード発表された時点で、え? 何だ、これ!って思って。まともにいったら勝てるわけがない。そうですよね? 皆さんも思いましたよね?」

▼TAJIRI「逆に今年の最強タッグはアレだね。俺たちにとってやりやすい面子だね。みんな大きさがあって」

▼KAI「ウチらより小さいメンバーって?」

▼TAJIRI「いない、いない。

▼KAI「楽しみですね」

▼TAJIRI「ウチらは一番ちっちゃいっていう武器を持ってんじゃないかなって気がしてきた今日で。そう、人生で行き詰ってる人は俺たちTAJIRI&KAIをみて逆転の極意を学びなさい。不利なものを有利に変える人生の極意を学びなさい。俺たちが一番、世の中の役に立ってるタッグチームだよ」

▼KAI「よくみてください。今日、皆さんもクリームソーダ飲みたくなったんじゃないですか? 今度、飲みに行きましょう」

▼TAJIRI「皆さん、絶句してるよ今日。言葉を失ってるよ」

▼KAI「最強タッグ、よろしくお願いします(とTAJIRIと握手)」

※諏訪魔&石川はノーコメント

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