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10/26【WWE】中邑&ゼインがブライアンに共闘呼びかけ、チーム・ホーガンがチーム・フレアーとの前哨戦制す、レスナーがヴェラスケスとミステリオをF5葬

 スマックダウンが現地時間25日、ミズーリ州カンザスシティのスプリント・センターで開催された。

 この日のオープニングはミズTVで幕開け。PPV大会『クラウン・ジュエル』で激突するチーム・フレアーとチーム・ホーガンがゲスト出演した。リック・フレアーとハルク・ホーガンが口火を切って舌戦を展開すると、中邑真輔とともに登場したサミ・ゼインがショーティGを侮辱してさらなる口論に発展。ホーガンの提案で前哨戦となる6人タッグ戦がメインで行なわれることになった。チーム・フレアーから中邑、キング・コービン、緊急参戦のセザーロ、チーム・ホーガンからローマン・レインズ、ショーティG、アリがそれぞれ出場。ゴング直後にいきなりチーム・フレアーが襲いかかって先制すると、中邑はショーティGとの関節技の取り合いを展開し、アリにはスピンキックやニードロップを放って攻め込んだ。しかし、終盤にレインズがスーパーマンパンチからスピアーをセザーロを叩き込むと、最後はアリが450°スプラッシュをセザーロに叩き込んで3カウント。前哨戦はチーム・ホーガンが制した。

 中邑真輔&サミ・ゼインが岐路に立つダニエル・ブライアンを勧誘した。リングに登場したブライアンはマイケル・コールのインタビューを受け、「先週タッグ戦で中邑からフォールを奪った時、会場からYESチャントが巻き起こった。ブライアンは躊躇ったみたいだけどYESムーブメントは戻るのか?」と質問された。そこへ中邑&ゼインが登場。ゼインは「中邑は先週の試合のことを気にしていない」と前置きし、“YESムーブメントは死んだ!"と発言するブライアンの過去映像を紹介。さらにゼインは「ブライアンは岐路にいる。会場のファンたちとYESムーブメントの過去に戻るか。それとも将来に向かって俺たちと動き出すか」と2択を提示して握手を求めた。会場からNOチャントが起こる中、迷いを見せるブライアンだったが、握手に応じることなく無言のままリングを後にした。

 PPV大会『クラウン・ジュエル』でWWE王者ブロック・レスナーと対戦する元UFCヘビー級王者ケイン・ヴェラスケスがレイ・ミステリオとともにリングに登場した。ミステリオが「3週間前に息子ドミニクがレスナーに襲われた。レスナーは報いを受ける時だ。PPVでは俺の盟友ヴェラスケスがレスナーの顔に再び傷をつけることになる」と報復を予告すると、レスナーと代理人ポール・ヘイマンがビジョンに姿を現した。対峙を要求するミステリオに対してヘイマンは「レスナーは他にすることがある。なんだと思う? レスナーからネタバレだ」と言い放つと,、レスナーが痛めつけた息子ドミニクを見せつけて嘲笑った。怒り心頭に発したミステリオはヴェラスケスとともにバックステージに急行してドミニクを介抱したが、レスナーが背後から二人を襲撃。F5で次々に投げ飛ばしてミステリオとヴェラスケスをKOした。

 PPV大会『クラウン・ジュエル』は日本時間10月31日深夜にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

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