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11/5【WWE】レスナーがロウ登場、ミステリオ襲撃でWWE王座戦決定、カブキ・ウォリアーズがまさかの敗戦、トリプルHがロリンズをNXTに勧誘

 ロウが米国現地時間4日、ニューヨーク州ユニオンデールのナッソー・コロシアムで開催された。

 王者ブロック・レスナーとレイ・ミステリオJr.のWWE王座戦がPPV大会『サバイバー・シリーズ』で行われることが決まった。『クラウン・ジュエル』におけるケイン・ヴェラスケス戦でミステリオが介入したことに激怒したレスナーは報復を宣言。ロウ移籍もほのめかしていたが、この日、ヘイマンとともにロウのリングに現れた。ヘイマンが「レイ・ミステリオに報復するためにロウに来たぞ! レスナーは特別だから望んだことができる権利がある」と主張し、「ミステリオはどこにいる? 奴のキャリアは終わることになる」と言い放った。さらにレスナーとヘイマンは解説のジェリー・ローラーに「キングなら居場所を知っているだろう」と詰め寄り、ディオ・マディンが立ちはだかっても、レスナーがF5を敢行して蹴散らした。そこへミステリオが現れ、鉄製パイプでレスナーを襲撃。WWE王座のベルトを奪って殴りつけた。ミステリオが「俺の息子を襲いやがって。俺はお前が大切にしているWWE王座を奪ってやる」と『サバイバー・シリーズ』での挑戦を要求すると、レスナーも受諾した。

 WWE女子タッグ王者カブキ・ウォリアーズがシャーロット・フレアー&ナタリアとノンタイトル戦で対決した。アスカがアンクルロック、カイリがカカト落としやドロップキックをナタリアに決めて攻め込むと、シャーロットはカイリにナチュラル・セレクションをさく裂させ、二人めがけてムーンサルトを放って反撃。終盤にはアスカがアーム・バーから三角絞めで一本を狙ったが、ナタリアがシャープシューターで切り返す。カイリがカットに入って救出したが、最後はシャーロットがスピアーでカイリを蹴散らし、ナタリアが再びシャープシューターでアスカを捕らえて勝負あり。カブキ・ウォリアーズがノンタイトル戦ながらまさかの敗北を喫した。

 PPV大会『サバイバー・シリーズ』でロウ女子王者ベッキー・リンチ、スマックダウン女子王者ベイリー、NXT女子王者シェイナ・ベイズラーが対戦する。この日、ベッキーがインタビューに答え、「この3人の試合は危険だ。私はベイリーの盟友サーシャやシェイナの盟友ロンダを倒しているからターゲットになるだろう」と警戒。そこへシェイナが登場し、「私はロンダじゃない。試合ではピンフォールかタップアウトを奪ってやる」と自信をみせると、ベッキーも「誰が“地球上で最も危険な女"か見せてやる」とロンダ・ラウジーのニックネームを拝借して逆挑発して2人は一触即発となった。

 ユニバーサル王座から陥落したセス・ロリンズをトリプルHが勧誘した。この日、リングに登場したロリンズは「次は何だ? ロウのレベルを上げるために努力してきたが、またチャレンジするエネルギーが自分にあるか疑問だ。次に何をすべきかわからない」と今の心境を告げた。するとNXTを統括するトリプルHが現れ、「お前は俺のところに来てNXT王者になり、シールドになり、WWE王者になった。俺はお前をすごい男にすることができる。俺とともに歩むか、それとも対立するか?」と迫った。ブランド対抗戦となるPPV大会『サバイバー・シリーズ』へ向けた勧誘だ。するとロリンズはバックステージでトリプルHに「今夜、アダム・コールとNXT王座戦をしたい」と要望。メインで実現したNXT王座戦は互角の攻防が展開されたが、ロリンズがスーパープレックスからファルコンアローを決めて攻め込んだところで、ジ・アンディスピューテッド・エラのメンバーが乱入して反則裁定に。試合後にはロウ、NXT双方のスーパースターが入り乱れての乱闘となり、リング上は大混乱となった。

 PPV大会『サバイバー・シリーズ』は日本時間11月25日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)でライブ配信される。

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