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11/17【全日本】武藤&獣神との豪華合体で宮原が最強タッグ制覇へ刺激

『2019世界最強タッグ決定リーグ戦』北海道・ホテルエミシア札幌(2019年11月17日)
○宮原健斗&青柳優馬&ブラックめんそーれvsギアニー・ヴァレッタ&斗猛矢&丸山敦×

 宮原が武藤&ライガーとの豪華合体に刺激を受け、最強タッグ制覇を改めて誓った。

 デストロイヤーメモリアル11・15大田区大会のメインで宮原は武藤&ライガーと豪華トリオを結成。最後はザ・デストロイヤーさんの十八番・足4の字固めの三重奏でSANADA&KAI&BUSHIの武藤全日本同期トリオに快勝した。

 あれから2日が経過したこの日、宮原は第3試合の6人タッグマッチに登場。敵がい心むき出しの丸山に手を焼いたものの、後頭部にフロントハイキックを打ち込んで黙らせると、青柳とのブラックアウト&トラースキックの連係もさく裂。最後は二段式ジャーマンで丸山を料理した。

 最高男にとって11・15大田区での経験は大きな財産となりそうだ。特にライガーとはこれが初合体。獣神は2020年1月に現役を引退するため、これが最初で最後の遭遇となりそうだ。試合中、宮原が劣勢の際、控えのライガーから「チャンピオンしっかりしろ!」とのゲキが飛んだが、宮原は「ああいう方たちにそういった言葉を言っていただけるのは、プロレス少年としては素直にうれしい限り」と敬意を表しつつ振り返り、「自分がやるべきこともそのチャンピオンに含まれてるんで、それは重い言葉」と気を引き締めることも忘れない。

 ただ、レジェンドの二人に対し、宮原は現在進行形。「今、最前線を走ってるというのがありますからね。そこの部分は自覚もしてるし、ビッグネーム、レジェンドと言われる人と僕がやるべきことは違うんで。そこは同じではないというのを考えながらやってましたね」と立場の違いを意識していたという最高男は「宮原健斗のキャリアの一つとしてよかったんじゃないですかね。組んだという事実は。でもやっぱりあの日も僕が主役でしたからね」との自負とともに胸を張った。

 武藤とライガーから感じたのは長年のキャリアによって培われた絶対的な存在感とオーラだった。そんな偉大な先輩二人は宮原にとって目標となる存在で、「いいキャリアの踏み方をしたいという方たちですよね。ああいうふうにキャリアを積んでオーラをまとえる選手になりたいですね」と今以上に最高を目指すつもりでいる。

 そして現在、青柳との青ちゃん健ちゃんで出場中の最強タッグ制覇へ向けても武藤&獣神体感は好材料となりそうだ。暴走大巨人に敗れ、初戦黒星となったが、ここから巻き返しあるのみ。「最強タッグ中のいい刺激にはなった」と言い切った宮原は、「こっから青ちゃん健ちゃんの全国フィーバー。日本全国に名を残すためには勝つしかないですからね。優勝あるのみですよ」と宣言してみせた。最高男は武藤&ライガーとの豪華合体を最強タッグ巻き返しのきっかけとする。

【宮原の話】
――デストロイヤーメモリアル11・15大田区大会で武藤&ライガーとトリオを組んだが、武藤とは全日本で2回組み、ライガーとは初遭遇となった

▼宮原「それがどっちかというと大きかったかもしれないですね」

――初めてライガーと同じコーナーに並んで感じたことは?

▼宮原「ふるさとが一緒なんで、そういう部分でずっと気になっていたんですよ。福岡県を代表するプロレスラーの一人だと思うんで。一度組めたというのは誇りですよね、同郷として」

――ライガーは宮原選手が劣勢の時に「チャンピオンしっかりしろ」とゲキを飛ばしていたが?

▼宮原「うれしいですね。ああいう方たちにそういった言葉を言っていただけるのは、プロレス少年としては素直にうれしい限りですね。自分がやるべきこともそのチャンピオンに含まれてるんで、それは重い言葉ですよね」

――ファンの頃、ライガーの試合を見たことがある?

▼宮原「見てるでしょうね。会場には行ってるんで。でも、こうやってプロとして同じリングに立ったらリング上は関係ないんで、そこは全く特別な思いというのはなかったですけどね。宮原健斗のキャリアの一つとしてよかったんじゃないですかね。組んだという事実は。でもやっぱりあの日も僕が主役でしたからね。そうなるでしょう今は。今、最前線を走ってるというのがありますからね。そこの部分は自覚もしてるし、ビッグネーム、レジェンドと言われる人と僕がやるべきことは違うんで。そこは同じではないというのを考えながらやってましたね。最強タッグ中のいい刺激にはなったんじゃないですかね。勝負にはこだわらない戦いというか」

――いかに存在感をみせつけるか?

▼宮原「そうですね。日頃とやってることはあんまり変わらないですけど、それが周りの状況が変わることによって、いろいろ変わってきましたね」

――武藤、ライガーは業界屈指の存在感のあるレスラーたちだが?

▼宮原「そういう部分でオーラっていうものは感じましたね。組んでて感じないレスラーも少なくないですけど」

――宮原選手もあれぐらいのオーラを発せられる域を目指すと?

▼宮原「そうですね。いいキャリアの踏み方をしたいという方たちですよね。ああいうふうにキャリアを積んでオーラをまとえる選手になりたいですね」

――青ちゃん健ちゃんのこれからの巻き返しにいいきっかけになった?

▼宮原「開幕したばっかりですからね。こっから青ちゃん健ちゃんの全国フィーバー。日本全国に名を残すためには勝つしかないですからね。優勝あるのみですよ」

――結成間もないシリーズで優勝したら…

▼宮原「かっこいいですよね。宮原健斗らしいですよね。かっこいいシリーズにしたいですね。日本全国ファンの人が待ってますから。青ちゃん健ちゃんっていったいどんなチームなんだ?って思ってると思うんで、北は北海道、南は鹿児島までお見せしますよ」

――そして最後の後楽園で結果を出すと?

▼宮原「そうですね。満場一致で優勝ですよ」

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