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11/28【新日本】後藤報復、KENTAをGTRでKO 仁義なき襲撃合戦で抗争激化

『WORLD TAG LEAGUE 2019』東京・後楽園ホール(2019年11月28日)
公式戦 ○KENTA&裕二郎vs天山広吉&小島聡×

 後藤がKENTAを報復襲撃してGTRでKO。仁義なき襲撃合戦に発展した2人の抗争はさらに激化した。

 後藤は11・17後楽園でのタッグリーグ公式戦で遺恨を引きずるNEVER王者・KENTAを直接ピン。しかし、11・18後楽園、11・25小松ではKENTAの無法襲撃を受ける屈辱を味わった。舌戦はTwitter上にも飛び火し、因縁は深まるばかり。あくまでもタッグリーグに集中する意向を見せていた後藤だが、この日は第1試合でフレドリックスと組んで公式戦に臨んだものの、矢野&カバナのくせ者コンビに敗退。「試合中も寝る前もあいつの顔がちらついて集中できねえよ。これが俺の甘さか?」とKENTAへの苛立ちは我慢できないレベルにまで高まっていた。

 一方、KENTAは裕二郎とのコンビで、天山&小島と対決。試合中に小島コールを煽る余裕を見せると、ブーイングを浴びてもニヤリ。テンコジカッターや小島の延髄ラリアットで追い込まれる場面もあったが、最後は剛腕を絡み取り、GAME OVERで小島を料理。タッグリーグの戦績を4勝4敗のイーブンとした。

 元IWGP王者からの勝利にご満悦のKENTAだったが、背後から忍び寄る影が。これまで一方的な狼藉を許してきた後藤だ。背後からKENTAを襲撃すると、馬乗りになり、感情むき出しのエルボーでメッタ打ちに。最後はGTRでKO。溜まりに溜まった鬱憤を晴らした後藤はバックステージで「これが望みだろ? 開戦だ、開戦!」と吠えた。対するKENTAはダメージが酷く、セコンドの肩を借り、ノーコメントで控え室へ消えていった。

 襲撃に次ぐ襲撃で仁義なき抗争に発展した後藤とKENTA。当然、KENTAは報復に出た後藤をこのまま野放しにはしないはず。タッグリーグ中だけに直接対決は組まれていないが、リング内外に飛び火した2人の抗争はさらに加熱しそうだ。

プロ格 情報局