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11/29【新日本】GBH8敗目で3年ぶりV消滅 GODが2敗キープで終盤戦へ

『WORLD TAG LEAGUE 2019』東京・後楽園ホール(2019年11月29日)
公式戦 ○タンガ・ロア&タマ・トンガvs真壁刀義&本間朋晃×

 ワールドタッグリーグ戦公式戦で“GBH"真壁&本間組が、現IWGPタッグ王者の“GOD"トンガ&ロア組に敗退。8敗目を喫してついに3年ぶりVが消滅した。

 2度の優勝を誇るGBHコンビだが、これまで3勝7敗。負ければ脱落決定の崖っぷちの一戦で、タッグ王者のGODと対決した。後がない両雄だけに、序盤から攻勢。二人がかりで一気にトンガ、ロア、マネージャーの邪道をも蹴散らして一気に主導権を握り、真壁は場外戦でも暴れまわった。

 GODも本間を捕まえて巻き返しを図ったものの、本間も深入りは許さない。すかさず真壁がナックル連打や串刺しラリアットで駆け回って再び主導権を握ると、本間も続く。真壁とのサンドイッチ式ラリアットでロアを追い込むや、こけしロケットも発射。真壁のニードロップ&本間の小こけしの合体攻撃も決めるや、必殺のこけしを狙った。

 寸前で避けられて自爆となったものの、GODがマジックキラーからのスーパーパワーボムを狙ったところで真壁が阻止。燃える真壁はラリアットでGODをまとめてなぎ倒しにかかった。

 だが、邪道が場外からの竹刀攻撃で真壁をストップ。続けざまにトンガがガンスタンで真壁を排除だ。孤立した本間もカウンターのこけしロケットや首固め連発で粘りをみせたものの、最後はロアが追撃を狙う本間の腕を絡め取ってのOJK(オペレーション・邪道・キラー※クロスフェイスオブJADOと同型)で絞め上げて万事休すとなった。

 タッグ王者のGODが2敗キープの首位グループ維持でタッグリーグ戦後半戦へ。過去2連覇も達成しているGBHは、ついに8敗目を喫して脱落が確定し、3年ぶりVが消滅した。

 試合後の本間は「今日のカードは2016年のワールドタッグリーグの決勝のカード。過去の栄光にすがって生きているつもりはない。ていうか、俺は悔しい! 悔しい! 負けて当たり前なんかじゃねえ。真壁の足を引っ張ってるのは俺だ」と悔しさをあらわに。真壁も「完走とかそんなもんが目的じゃねえんだよ。1つでも多くだ。1つでも多く勝ち星を狙ってやる。言い訳なんかクソ食らえだ」と反骨心むき出しで前を向いた。

【試合後の真壁&本間】
▼真壁「クソ! またいつものだよ。またいつものだよ。クソ…。何べんも言ってやる。これだけは言ってやる。完走とかそんなもんが目的じゃねえんだよ。1つでも多くだ。1つでも多く勝ち星を狙ってやる。言い訳なんかクソ食らえだ。邪道のクソヤローがいてのあいつらだろ? いいか、あいつらはクソヤローなんだよ。叩き潰してやる、コノヤロー。次だ。次、次、次! 次やりゃあいいんだろ!?」

▼本間「今日のカードは2016年のワールドタッグリーグの決勝のカード。過去の栄光にすがって生きているつもりはない。ていうか、俺は悔しい! 悔しい! 負けて当たり前なんかじゃねえ。真壁の足を引っ張ってるのは俺だ。本当に悔しい。次、次! 絶対に勝ってやる。諦めねえからな」

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