プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

11/29【WWE】クルーザー王座獲りならずも戸澤にスタンディングオベーション、チャンパとの初対決制したベイラーがNXT王者コールにペレキック

 NXTが日本時間29日に配信された。

 戸澤陽がクルーザー級王者リオ・ラッシュに挑戦した。序盤から両者はスピーディな読み合いを展開。戸澤が騙し打ちジャブやランニング・セントーンで攻め立てる。さらにエプロン上でのジャーマンスープレックスでラッシュを場外に投げ飛ばす荒技を敢行すると、「アー! アー!」とおなじみの雄叫びを上げた。しかし、ダイビング・セントーンをラッシュにヒザで迎撃されると形勢逆転。最後はラッシュのファイナルアワー2連発によって3カウントを奪われた。戸澤は王座獲得に失敗したものの、観客はスタンディングオベーションで2人の激闘を称賛した。

 NXT王座を狙うフィン・ベイラーとトマソ・チャンパがこの日のメインで激突した。両者はこれが初対決。チャンパがランニング・ニー2発を放って攻め込むと、ベイラーはスリング・ブレイドで応戦。ドロップキックでチャンパをバリケードまで吹き飛ばした。終盤にはチャンパが得意のフェアリーテール・エンディングを狙ったが、ここでNXT王者アダム・コールが現れて介入。動揺するチャンパにベイラーがファイナルカットを叩き込むと、コールもレフェリーの死角を突いてキックを放った。アシストを受けた形のベイラーは1916を豪快に決めて勝利を収めた。試合後、ベイラーはコールに祝福されると、不意打ちのペレキックをさく裂。倒れ込んだコールとチャンパを見下ろしてからリングを後にした。

プロ格 情報局