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12/3【全日本】大門寺がアジアタッグ挑戦直訴、岩本前向き「気持ちは伝わった」

『2019世界最強タッグ決定リーグ戦』富山・高岡エクール(2019年12月3日)
○岩本煌史vs青柳亮生×

 ランズエンド大門寺のアジアタッグ挑戦直訴を受けて岩本が「気持ちは伝わった」と前向きな姿勢をみせた。

 前夜の名古屋大会で大門寺が崔と組んでのアジアタッグ王者・ジェイク&岩本への挑戦をアピール。崔に直訴して快諾を得た。ランズエンドタッグが次期挑戦者候補に浮上し、王者組の反応が待たれるところだったが、大門寺がさらなる行動を起こした。

 この日、王者・岩本が第1試合に登場し、亮生に完勝。試合後、バックステージに引き揚げてくると、第2試合出場を控える大門寺が待ち受けていた。「岩本さん、僕にそのアジアタッグ挑戦させてください!」と直訴した大門寺は深々と頭を下げた。この一途な姿勢に岩本も「気持ちは伝わった」と感じるものがあった様子。「次試合でしょ? 俺、みとくから。大門寺選手の試合みとくから。そこでもまた気持ち伝えてくれ」と大門寺の胸に拳を当てながら投げかけた。

 確かに大門寺はベルト挑戦への実績が十分とは言えない。岩本も当初は挑戦表明に疑問を感じていたが、大門寺の直訴を受けて「ああいう誠意の伝わる表明、やっぱ響くし、俺はやっぱああいう一生懸命戦って、目の奥がめちゃくちゃギラギラした奴好きなんで」と歓迎。「俺は前向きに考えてますよ。否定することなんて誰だってできるんだ。認めた先のあいつの実力、俺はみてみたくなった」と前向きに検討する構えをみせた。

 自らの試合を目前に控えながらアピールしてきた大門寺の本気は岩本にも伝わったようだ。受諾とはいかなかったものの、これで大門寺のアジアタッグ挑戦が一歩、前進したのは間違いない。

【試合後の岩本、大門寺】
※岩本がバックステージに戻ってくると大門寺が待ち受けて

▼大門寺「岩本さん、僕にそのアジアタッグ挑戦させてください!(と頭を下げる)」

▼岩本「昨日も言ってたな。OK。気持ちは伝わった。OK。次試合でしょ? 俺、みとくから。大門寺選手の試合みとくから。そこでもまた気持ち伝えてくれ。(大門寺の胸に拳を当てて)気持ち伝わったから。考えとくよ。試合みとく」

※大門寺が試合へ向かうと

▼岩本「いいね。大門寺選手いいね。昨日、サイトでアジアタッグ挑戦のコメントみたし、SNSでも発信してたのみたけど、最初みた時、急にきて田村男児に勝っていきなり挑戦? 凄いんじゃねぇの?って思った。思ったけど、ああいうフレッシュさ、ああいう誠意の伝わる表明、やっぱ響くし、俺はやっぱああいう一生懸命戦って、目の奥がめちゃくちゃギラギラした奴好きなんで。俺は前向きに考えてますよ。否定することなんて誰だってできるんだ。認めた先のあいつの実力、俺はみてみたくなった、今ので。なかなかこういうとこ(コメント中)、あんま参戦してない選手が割って入れる度胸はたぶんないだろうし、俺はそこ買ってますし、今から始まる試合もしっかりチェックしたいと思います。もちろん前向きで。崔さんに関しては言うことない。Sweeperやってた時もお世話になったし、世界タッグのベルトも持ってる。世界タッグのベルト持ってる選手とアジアタッグチャンピオンチームが戦っても面白い。その先に世界タッグも見えてくるかもしれないけど、俺はこのアジアのチャンピオンってことに誇りを持ってるんで。アジアの権威っていうのを高めていくって言ったんで。もちろん崔領二&大門寺崇組、前向きに検討します。あとジェイクさんは今、最強タッグリーグ中なんで、そっちに集中してもらいたい。だから俺が勝手にコメント言ってるかもしれないけど、ジェイクさん、たぶんみてくれてると思う。そこはジェイクさんの意思を尊重する。けど、俺はやりたいかなって思ってる。否定することは簡単。まずは認めること。待ってる。これ全日本に伝えといて」

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