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12/28【DDT】竹下がブルックスに雪辱 新設ユニバーサル王座に照準

『D王 GRAND PRIX 2020 the FINAL!!』東京・後楽園ホール(2019年12月28日)
○竹下幸之介vsHARASHIMAvs佐々木大輔vsクリス・ブルックス×

 竹下がD王GP公式戦で敗れたブルックスに雪辱。新設されるユニバーサル王座獲りに照準を合わせた。

 連覇を目指して今年のD王GPに臨んだ竹下だったが、結果は3位タイでブロック突破ならず。悔しい結果に終わった。今宵は同じく決勝進出を逃したHARASHIMA、佐々木、ブルックスとスペシャル4WAY戦で激突した。

 佐々木のセコンドも入り乱れて、のっけから大混戦に。KO-D王者のHARASHIMAが存在感を発揮したものの、竹下も譲らず、ワンハンドバックブリーカーやブルーサンダーで攻め立て、ウォール・オブ・タケシタに捕獲したものの、佐々木の横やりを受けてチャンスを逃した。その後も熱戦が続き、ブルックスがHARASHIMAのスワンダイブ式ボディプレスを剣山で撃墜すると、倒れ込むHARASHIMAに佐々木がダイビングエルボーを、その上に竹下がダイビングボディプレスを、さらにブルックスがダイビングフットスタンプを落として4選手がリング上で大の字に。

 竹下はここから再びHARASHIMAと火花。こん身のエルボーをぶち込むと、蒼魔刀を狙われたものの、両ヒザをキャッチして、またもウォール・オブ・タケシタに。だが、そこにブルックスが襲いかかり、プレイングマンティスボムを敢行。竹下は戦線離脱を余儀なくされた。

 竹下不在の状態で3選手が激しく競り合うが、復活した竹下は佐々木の背後に回り込んだHARASHIMAに襲いかかり、眉山で2人を排除する。ブルックスとは激しい打撃戦を展開。卍固めに捕まり、丸め込み合戦では劣勢に回ったが、押さえ込まれた状態から強引にジャーマンで引っこ抜き、3カウントを奪い取った。

 ブルックスにD王GP公式戦で敗れた雪辱を果たした竹下は、「また1つ目標が見つかりましたね。DDTでの目標が。発表します。ユニバーサル王者の初代王者です」と2・23後楽園で新設されると発表されたユニバーサル王座に照準。「初代っていうのが凄いスペシャルで、自分にとって獲るべき理由の1つだし、ユニバーサルと言うからには海外を視野に入れたベルトになってくると思うんで。ドンドン世界にDDTプロレスを竹下幸之介が広めていきたい。そのキッカケにするために、僕がずっと言っているように、ワールドワイドな世界規模の試合を見せていくんで、ユニバーサル王者の初代チャンピオンをまずは目指したいと思います」と初代王者獲りを予告した。

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