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1/10【全日本】青柳が三冠前哨戦で先勝、後楽園再現のジャーマンも敢行 「宮原健斗あんたの時代は終わり」

『2020 NEW YEAR WARS』愛知・名東スポーツセンター 第2競技場(名古屋市)(2020年1月10日)
○青柳優馬&フランシスコ・アキラ&ダニー・ジョーンズvs宮原健斗&ヨシタツ&大森北斗×

 青柳が三冠前哨戦初戦で先勝。試合後、ジャーマンで王者・宮原を投げて1・3後楽園での挑戦表明を再現し、「あんたの時代は終わりだ」と通告してみせた。

 1・3後楽園大会で宮原がジェイクを退け、三冠王座V9を達成した試合後、同じNEXTREAMの青柳がジャーマンで王者を投げて宣戦布告。2・11後楽園大会での三冠ベルト初挑戦を決めた。

 さっそくこの日、名古屋の地で前哨戦が幕開け。王者・宮原がヨシタツ&北斗、挑戦者・青柳がアキラ&ジョーンズとそれぞれ組んでの激突となった。いきなり先発で対峙すると、青柳が離れ際のエルボーで先制。フロントハイキックで反撃した宮原が場外戦に持ち込んでも、すぐさまリングインした青柳はお株を奪うポーズを決めて挑発した。

 その後、お返しとばかりに宮原が試合権利に関係なく場外戦に持ち込んで頭突きを連発したが、青柳も頭突き連打で徹底抗戦。終盤にはカットに飛び込んできた宮原をエルボーで撃退すると、王者の眼前で北斗をエンドゲームで料理した。

 宮原からの直接勝利こそならなかったものの、三冠前哨戦は青柳が先勝。それでも飽き足らず試合後も仕掛けた。宮原としばし視殺戦を展開すると、背中をみせたスキを見逃さず、ジャーマンを敢行。まんまと1・3後楽園を再現した青柳は不敵な笑みとともに高笑い。うつぶせに倒れ込んだ宮原の背中に三冠ベルトを乗せ、「宮原健斗、2月11日はあんたにとって最低の記念日になるだろうな。楽しみだね」と挑発。さらに最高男ばりに「最後に名古屋の皆さんに聞きたい。全日本プロレス最高ですか?」と問いかけ、名古屋のファンの「最高!」の叫びに、「俺の意見は反対だけどね。まだまだこんなもんじゃないぞ。全日本プロレス、俺がもっともっと最高にしてやるからな」と豪語してみせた。

 そして最後に「あんたの時代は終わりだ」と宮原に通告してリングを降りた青柳。バックステージでも「宮原健斗、あんたの時代もそろそろ終わりを迎えてるよ。もう俺の時代だ。青柳優馬の時代がもうすぐそこまで来ちゃってるんだ。悪いな、あんたには退いてもらう」と強気発言を連発し、「宮原健斗の時代を終わらす。まぁ、みんなよく言ってることだけど、ちょっと面白みがないな。宮原健斗の時代を終わらす。うーん、何かな、それだけじゃつまんないや。何か他のテーマ考えとくよ」とさらなる仕掛けも示唆した。

 どうやら青柳に三冠初挑戦のプレッシャーなど皆無。前哨戦初戦から肉体、精神の両面で王者に揺さぶりをかけたこの男がまず追い風を吹かせて三冠戦線の幕が開けた。

【試合後の青柳】
▼青柳「よしよしよし、あぁ、疲れた。今日から始まった前哨戦、1本目いただきましたよ。宮原健斗、あんたの時代もそろそろ終わりを迎えてるよ。もう俺の時代だ。青柳優馬の時代がもうすぐそこまで来ちゃってるんだ。悪いな、あんたには退いてもらう。この俺が全日本プロレスのトップに立って、三冠ヘビー級チャンピオンになってやる。宮原健斗の時代を終わらす。まぁ、みんなよく言ってることだけど、ちょっと面白みがないな。宮原健斗の時代を終わらす。うーん、何かな、それだけじゃつまんないや。何か他のテーマ考えとくよ」

――後楽園を再現するジャーマンも決めたが?

▼青柳「いやぁ、だってスキあったからついやっちゃったってだけですからね。チャンピオンも後ろに、背中に気をつけた方がいいですよって、もしここに来たら忠告してくださいよ。あ、もう行っちゃった? まぁいいや(笑) 2月11日、宮原健斗デビュー何周年? 忘れちゃったけど、記念日だって言ってたね。最低な記念日にしてやるよ。最高の思いをするのはこの俺だ」

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