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1/18【全日本】野村が6日ぶり復帰 翌日一騎打ちへ吉田と火花

『2020 NEW YEAR WARS〜千葉EXTRA DREAM 23〜』千葉・2AWスクエア(2020年1月18日)
○野村直矢&田村男児vs吉田綾斗&花見達也×

 「左下腿皮下血腫」のため欠場していた野村が6日ぶりに復帰。明日1・19春日部大会での一騎打ちへ向けて2AWの吉田と火花を散らし、「俺たちにしかできない熱くて、そして最高の戦いをして、そのうえで俺が奴を潰しますよ」と誓ってみせた。

 野村は左足の負傷によって1・13村山、1・14仙台の2大会を欠場したが、無事に回復。この日6日ぶりとなる復帰戦に臨んだ。しかも明日の春日部大会でシングル対決が組まれている吉田とタッグ対決。欠場明けとは思えない動きを見せた野村は、場外戦でのエルボー合戦で先手を取られたものの、ショルダータックルを連発し、ノーザンライトスープレックスで投げるなど応戦。ジャーマンが阻止されても、吉田得意のバックドロップは決めさせず。フロントハイキックを食らっても、すぐさま追尾式ジャンピングエルボーを突き刺した。

 最後はスピアー、山折り、フロッグスプラッシュの猛攻で吉田のパートナー・花見を撃破。試合後は吉田と近距離で対峙し、明日の一騎打ちへ向けて視殺戦を展開した。「足は全然問題ないですね。だからいいですよ、足攻めてきてもらって」と万全を強調した野村は、「ライバル」と意識する吉田に対して「格の違いっていうのをね、みせたいと思いますよ」と通告。この日も激しく渡り合ったとあって「明日やっぱ俺たちにしかできない熱くて、そして最高の戦いをして、そのうえで俺が奴を潰しますよ」と言い切った。

 一方、吉田も1・3後楽園でのタッグ対決以来、野村をライバルとして意識。だからこそ、「明日はどうあがいても結局、自分と野村先輩の二人で決着がつくんで、そういう意味でも凄く楽しみ」と高ぶりを隠せない。「若いと言っても向こうは全日本のトップクラスの人間と思ってみてるんで。自分はもちろん団体を背負ってますけど、全日本のトップの人間を倒せるっていう。それが凄くでかいこと」と野村に一目を置いたうえで越境新世代対決を制する構えをみせた。

【試合後の野村】
▼野村「よっしゃあ。もう、ぶっちゃけ今日の勝ちはどうでもいいですね。明日、吉田綾斗。明日はお前がリング上で最後寝てることになるよ。明日やっぱ俺たちにしかできない熱くて、そして最高の戦いをして、そのうえで俺が奴を潰しますよ。まぁみといてください。面白い試合しますんで」

――復帰戦となったが左足の具合は?

▼野村「いや、足は全然問題ないですね。だからいいですよ、足攻めてきてもらって。全然関係ないんで。もう100%コンディションはいいんでね。明日、何ていうんだろう。格の違いっていうのをね、みせたいと思いますよ」

【試合後の吉田】
▼吉田「負けた人間が言うのもアレですけど、野村先輩とやんの楽しいんで、明日が凄く楽しみです。明日はどうあがいても結局、自分と野村先輩の二人で決着がつくんで、そういう意味でも凄く楽しみですね」

――野村は「俺たちにしかできない熱い戦いを」と言っていたが?

▼吉田「そうですね。若いと言っても向こうは全日本のトップクラスの人間と思ってみてるんで。自分はもちろん団体を背負ってますけど、全日本のトップの人間を倒せるっていう。それが凄くでかいことだと思ってるんで。若手同士とはいえ、自分は上との戦いだと思ってやります」

――野村は吉田選手のことを「ライバル」と言っていたが、吉田選手から見た野村は?

▼吉田「その話が結構SNS上であったのは自分も見ましたけど、自分も野村先輩のことはライバルだと思ってるんで、当人同士がそう思ってるなら、周りがどう言おうが、どんな人が言っていようが、自分は関係ないと思ってるんで。そこに関しては自分と野村先輩、一致してるのかなと思います」

――そのライバル意識が働いて熱い戦いができそう?

▼吉田「そうですね。凄く意識してるんで。それは(1・3)後楽園からずっとなんで。こんなに早くシングル決まったことに関しては本当に全日本さんに感謝しかないです」

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