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1/19【NOAH】論外が初戦白星「小川良成が俺の大義名分」 宮脇は全敗終戦

『GLOBAL Jr. LEAGUE 2020』兵庫・八鹿総合体育館(養父市)(2019年1月19日)
Aブロック公式戦 ○NOSAWA論外vs宮脇純太×

 論外がジュニアリーグ戦Aブロック公式戦で宮脇に完勝し、白星スタートを切った。敗れた宮脇は3戦全敗で悔しい“終戦"となった。

 養父大会の第1試合で、この日が最終公式戦となった宮脇と対決。相手が痛める右肩を巧みに攻め立てて主導権を握った論外だったが、この日負ければ“全敗終戦"となる宮脇も意地をみせる。今年から使い始めた串刺し低空ドロップキックや、得意のフィッシャーマンズスープレックス、そしてダイビングボディアタックまで繰り出して勝利を目指し続けた。

 だが、論外も宮脇の一本背負いを逆に腕取り式のDDTで切り返すや、バズソーキックをズバリ。続けて“武藤敬司ムーブ"からのシャイニング・ウィザードをぶち込んで完璧な3カウントを奪ってみせた。

 宮脇を“全敗終戦"に追い込んだうえで、完勝スタート。勝ち点2を獲得して、続く1・22博多大会の小川良成戦へと駒を進めることになった。

 昨年からノアに定期参戦するようになった論外は、小川とのシングルマッチを熱望し続けてきた。今リーグ戦でも小川が一時出場ボイコットを宣言した際は、「小川良成が出ないなら俺も出ない」と追随する構えすらみせていた。

 試合後の論外は「そもそも、このリーグ戦、優勝したら何をもらえるの? たとえば賞金? タイトル挑戦権? 女? 権力? 大義名分が何もないよな。俺の大義名分は小川良成だから」と改めて断言。「次の博多、楽しみだよ。ちょっとこの2日間はお酒を抜いて…」と節制すらほのめかしつつ「俺はキャリア25年目、向こうは35年。シングルマッチで初対決っていうんだからね、個人的に楽しみ」と胸を高鳴らせていた。

【試合後の論外】
▼論外「YO-HEY選手の凱旋大会の第1試合という大役を無事に務め上げることができて、うん。なんかある?」

――公式戦だったが?

▼論外「あ、公式戦だったか(笑) そもそもさ(リーグ戦に)出る・出ないはどっちでも良くて。俺はちゃんと目的があって。チャンピオン・小川良成とシングルマッチをやりたいなと思って。そしたら出るハメになって。他の選手のコメントを見てると『このリーグ戦に賭けてる』とか『N-1には負けたくない』とか。だったらN-1出ればいいんだって。そもそも、このリーグ戦、優勝したら何をもらえるの? たとえば賞金? タイトル挑戦権? 女? 権力? 大義名分が何もないよな。俺の大義名分は小川良成だから。まぁ久しぶりに試合やると、コンディションは“終活"に入ってるから悪いけどさ。でも思ってたよりは…。だから次の博多、楽しみだよ。ちょっとこの2日間はお酒を抜いて…。まぁ向こうは相手にしないんだろうけど、それで結構。響かなくてもいいから。自己満足でいいよ。ただ本音を言うと、(小川は)『STINGERもRATEL'Sもぶっ壊す』とか言ってるから、俺も小川良成と組んでもいいし。組んだほうがいいけど、まぁまず、やってみないとね。リーグ戦に関しては何もないよ。うん。ただまぁ、終活入ってる中で、小川良成と。俺はキャリア25年目、向こうは35年。シングルマッチで初対決っていうんだからね、個人的に楽しみ。俺が出るとか出ないとか言ったって、広がらねえんだから。意味ねえんだよ。俺なんか人数合わせで出てるだけだから。でもコンディションって意味ではまだやってけそうだな、ノアジュニア」

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