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1/26【DDT】ウラノがさいたまSA“挑戦剣"獲得も…佐々木が即強奪

『Sweet Dreams!2020』東京・後楽園ホール(2020年1月26日)
いつでもどこでも挑戦権争奪時間差入場バトルロイヤル
○ヤス・ウラノvs○佐々木大輔vs○青木真也vs遠藤哲哉vs男色ディーノvs大石真翔vs納谷幸男vsアントーニオ本多

 ウラノが6・7さいたまSAでのKO-D王座“挑戦剣"を獲得したものの、同時に「いつでもどこでも挑戦権」を手にした佐々木が即行使し、その剣を強奪した。

 その名前の通り、どんな時でもKO-D無差別級王座に挑戦できるのが「いつでもどこでも挑戦権」。毎年様々なドラマを生んできた企画が今年も行われることになった。今大会では8選手参加の時間差バトルロイヤルで3枚の権利を、2・1板橋では残る3枚の権利を争う。今日の試合ではリング上に3枚の挑戦権が吊され、ラダーを使ってそれを取れば勝ち抜ける形式となった。

 次々と選手が入場すると、団体側が用意したラダーだけでなく、佐々木も自らラダーを持ち込んだため、戦いは激化。混戦になると策士が暗躍する。一瞬の隙を突いてウラノが権利証を奪取。佐々木は遠藤と共闘してラダーを振り回すと、遠藤をディーノの餌食にして注意を引き離し、まんまと権利証を獲得した。

 残るはあと1つ。ディーノの尻攻撃を巡って戦いは二転三転し、青木はタイツを掴まれ、半ケツ状態に。ディーノの男色ナイトメアも食らってもん絶したものの、ラダー上での男色ドライバーでディーノと遠藤が戦線離脱となってチャンスを掴む。燃える青木はラダーの頂上で権利証に手を伸ばす大石の腕を締め上げ、執念で最後の権利証を獲得した。

 3枚の「いつどこ権」はウラノ、佐々木、青木が奪取。さらに、封筒を開けると、ウラノの権利証は今年最大のビッグマッチである6・7さいたまSAのメインで使える挑戦権であることが明らかに。ウラノにはその証として“挑戦剣"が与えられた。

 今回の「いつどこ権」はKO-D無差別級王座だけでなく、さいたまSAでの“挑戦剣"にも適応されることが発表されると、佐々木が即行使を宣言。いきなりウラノに襲いかかる。丸め込まれて慌てる場面もあったが、ペティグリーやクロスフェイスなど得意技で主導権を握り、最後はウラノのフランケンシュタイナーを巧みに丸め込んで3カウントを奪取。佐々木がまんまと6・7さいたまSAでの挑戦剣を獲得した。

 「本当に勝ってしまった…。この剣があると、さいたまSAのメインイベントが決定だな。さいたまSAはこの俺、佐々木大輔vs青木真也で決定だ」と対戦相手まで勝手に指名した佐々木。意気揚々とその剣を振りかざしたが、今後全ての試合に挑戦剣が懸けられるだけに、まだまだ波乱がありそうだ。

プロ格 情報局