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2/4【全日本】神の軍団が「PURPLE HAZE」に改名、全日本制圧の第1段階として4大王座獲りを宣言

 ゼウス、イザナギ、入江茂弘、UTAMAROの神の軍団が4日、神奈川・横浜市の全日本道場で会見。新チーム名を「PURPLE HAZE(パープルヘイズ)」と発表し、全日本制圧の第1段階として三冠ヘビー級、世界タッグ、世界ジュニアヘビー級、GAORA TVの4大王座獲りをぶち上げた。

 神の軍団は昨年12・21新木場大会でイザナギ、入江、UTAMAROの3人で結成された。以来、年明け早々、新戦力としてルーカス・スティールを投入し、2・11後楽園大会で入江との世界タッグ王者・諏訪魔&石川修司への挑戦を決定。そして1・26京都大会ではイザナギがラブコールを送り続けてきたゼウスが加入を意思表示し、結成からわずか1ヵ月で5人に戦力を増強させた。

 そしてゼウスの軍団入りを契機にチーム名を改めることを決めた。その名も「PURPLE HAZE」。紫の煙を意味する。「私の第3の目が開きまして、神からの啓示があった」というイザナギは「その神というのは煙なんですね。紫の煙が見え出した。これは自分の体から最初見えてたんですけど、ゼウスの体からも紫の煙が出てる。それが神である証である」と説明。その紫の煙をまとったレスラーはまだまだ全日本に存在するといい、「この4人にルーカス・スティールを入れた5人でやってますけど、軍団はまだまだ増えていきます」と宣言したイザナギは「諏に魔がついてる。魔法がかかってるんですよね。その魔法を解くことが彼の本来の力を引き出す要因、引き金になるんじゃないかなと思ってます」とし、改めて諏訪魔獲得に色気をみせた。

 PURPLE HAZEの野望はもちろん全日マット制圧にある。イザナギは「ゼウスが三冠、入江&ルーカスが世界タッグ、UTAMAROがGAORA、そして私は世界ジュニア」と4大王座獲りをぶち上げた。これを足がかりに「この第一段階の目標を突破して第二段階、第三段階と我々の願望を実現しようと」とさらなる野望を実現させていくつもりだ。新メンバーのゼウスも異論はない。「俺たちがどんな手段使ってでも、この全日本プロレスを支配する。俺が必ず三冠王者になり、イザナギは世界ジュニア、入江&ルーカスは世界タッグ、UTAMAROはGAORA。まずはそこから始める」と宣言し、「この俺らが決めた目標は必ず達成する。命かけていく」との覚悟をむき出しにした。

 その第1段階の第一歩となるのが2・11後楽園大会の世界タッグ戦だ。入江&ルーカスのベルト獲りを確信するイザナギは「向こうは勝ってもしょうがないんですよね。どこの誰かわからないですから、ルーカス・スティールというのが。でも負けるリスクは大きすぎる。だったら裏切って負けた方がいいでしょう。だったら傷つかない。日本最強タッグチームの名前に傷がつかない。だから裏切るしかないんですよ。もう仕掛けはしてますんで、必ず二人のうちどちらかが裏切るでしょう」と予言。入江も「神に選ばれたのであれば私は神に従うだけなんで。必ずベルトを獲ります」と自信満々で、三冠ベルトにも色気をのぞかせた。

 個性派かつ実力者が揃った神の軍団改めPURPLE HAZE。全日マットを紫の煙に包み、支配するためにも、まずは4大王座獲りに乗り出す。

【会見の模様】
▼イザナギ「神の軍団として今までやってきたけど、序章に過ぎなかった。ゼウスが入ったことでようやく軍団としてここから動くということで。軍団名も神の軍団といってたんですけど、全部変えてPURPLE HAZEと名乗ることにしました。もともと経緯を説明すると、見てもらって分かるように私の第3の目が開きまして、神からの啓示があったと。その神からの啓示があると同時にイザナギを名乗れと、神の名を名乗れと。そして、その神というのは煙なんですね。紫の煙が見え出した。これは自分の体から最初見えてたんですけど、ゼウスの体からも紫の煙が出てる。それが神である証であると。煙の意思に従って、天の意思に従って軍団名を今日から神の軍団改めPURPLE HAZEと名乗ることにします。この4人にルーカス・スティールを入れた5人でやってますけど、軍団はまだまだ増えていきます。我々の目的としては全日本プロレス制覇。まず第一段階の目的としてはゼウスが三冠、入江&ルーカスが世界タッグ、UTAMAROがGAORA、そして私は世界ジュニア。アジアが足りないけど、まだ軍団が全員揃ってないんで。別にこれは誰がどこにいってもよかったんですけど。UTAMAROが世界タッグにいってもいいし、入江が三冠目指してもいいし。天の意思が三冠はゼウスだろうと。世界タッグも入江&ルーカスで挑戦が決まってますので、これは神の意思に従って我々は動くのみです。これが第一段階。この第一段階の目標を突破して第二段階、第三段階と我々の願望を実現しようと、そういう軍団になっています」

――その第一段階の第一歩として2・11後楽園で入江&ルーカスの世界タッグ挑戦を控えるが、イザナギ選手としてはベルトを獲ることを確信している?

▼イザナギ「今の世界タッグチャンピオンというのは日本で一番強いタッグチームだと。3年連続最優秀タッグ。そういうのを獲ってるチームなんで。はっきり言って向こうは守りに入ってると思うんですよね。あのチームを倒したチームが日本一であると、そういうことなんで、向こうが不利で、こっちが有利な状態。こっちはルーカス・スティールを出してないですから、どんな技があるかもまだ向こうはわかってないし、ハッキリ言って向こうは不利です。一つ予言します。暴走大巨人はそのどちらかが必ず裏切ります。なぜなら裏切るしかないからです。向こうは勝ってもしょうがないんですよね。どこの誰かわからないですから、ルーカス・スティールというのが。でも負けるリスクは大きすぎる。だったら裏切って負けた方がいいでしょう。だったら傷つかない。日本最強タッグチームの名前に傷がつかない。だから裏切るしかないんですよ。もう仕掛けはしてますんで、必ず二人のうちどちらかが裏切るでしょう」

――入江選手は世界タッグ獲りの自信のほどは?

▼入江「イザナギ選手が言ったように世界タッグ、神に選ばれたのであれば私は神に従うだけなんで。必ずベルトを獲ります」

――ゼウス選手は1・26京都大会で神の軍団入りを表明したが、一番の理由は?

▼ゼウス「そうやな。あのあとイザナギと30分ぐらい個人的に話をして、俺のやりたいこと、理解してくれたんちゃうかなと思ってる。今言うた通り、俺たちがどんな手段使ってでも、この全日本プロレスを支配する。俺が必ず三冠王者になり、イザナギは世界ジュニア、入江&ルーカスは世界タッグ、UTAMAROはGAORA。まずはそこから始める。この俺らが決めた目標は必ず達成する。命かけていく。まぁ、今から見ていてや。この日本プロレス界で旋風を巻き起こす。まぁ、全日本プロレス、これからむちゃむちゃ面白くなるから楽しみにしていてほしい」

▼イザナギ「ゼウスが勝とうが負けようが、ゼウスが弱いと思う奴はいない。じゃあなぜこの位置にいるかといったら、本当の力を出してないからですよ。ゼウスの本当の力、本当の魅力を出せる、そういう場所を我々が全力で周り固めて作りますんで。最近のプロレス界というか世の中が下に気を遣うというか、パワハラだのなんだので何にもできないと。それは弱いものを守るシステムであって、本当に強いものを生み出さないと我々は考えている。本当に強い男なら障害がある中で乗り越えなければいけない。そういう強さをPURPLE HAZEはみせていきたいと思います」

――UTAMARO選手はイザナギ選手からGAORAをと言われたが?

▼UTAMARO「まぁね。神からいろいろ連絡はきてるんだけど、とりあえず今は何もしゃべるなって言われてるから。何も話しません」

▼イザナギ「まず一つ一つクリアして。UTAMAROは何もしゃべらないけど、UTAMAROってレスラーに本当に注目してます。これからの日本プロレス界、UTAMAROを中心に回っていくと思います」

――メンバーがどんどん増えていくとのことだが、目をつけている選手はいる?

▼イザナギ「もちろん。目をつけてる奴は必ず紫の煙をまとってますので、それが僕には見えます。そういう選手を集めて。全員集めちゃうと戦う相手がいなくなるんで、全員は集めないですけど、どうしてもほしい奴が何人かいます」

――その一人が1月シリーズで勧誘した諏訪魔だと?

▼イザナギ「諏訪魔は間違いない。神ですね。名前から察するに諏訪という字がついている。あいつは武の神、建御名方(たけみなかた)。分家なんでしょうね。本家は諏訪から出られないことになってますんで。諏に魔がついてる。魔法がかかってるんですよね。その魔法を解くことが彼の本来の力を引き出す要因、引き金になるんじゃないかなと思ってます。諏訪魔そりゃほしいですよ」

――入江選手は世界タッグだけでなく三冠を狙うつもりは?

▼入江「全日本プロレスに参戦することが決まってから、もちろん三冠は見てるんで。三冠は絶対的に見ているものですね」

――リーダーはイザナギ選手?

▼イザナギ「リーダーというか僕は代役ですね。リーダーは天です。神です。神の意思に従って私が動いてる。そういうことです」

――神の声が聞こえるのはイザナギ選手だけ?

▼イザナギ「僕も聞こえてますし、ゼウスも聞こえてますし、もちろんUTAMAROも聞こえてます。それをまとめて僕が代弁している感じですかね」

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