プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

2/6【全日本】ジェイクが陣興行メインで吉田と初合体、諏訪魔に敗北「ここから這い上がる」、暴走大巨人「何回でも泣かせてやる」

『ReOStaff株式会社 presents 陣プロデュース興行〜陣初陣〜GROWIN'UP vol.23』東京・新木場1stRING(2020年2月6日)
○諏訪魔&石川修司vs吉田綾斗&ジェイク・リー×

 ジェイクが陣プロデュース興行のメインで吉田と初タッグを結成。諏訪魔に敗北を喫したものの、「こっからだ。またゼロからやり直しゃいいんだろ。何度だって這い上がってやるよ」と巻き返しを宣言。勝利した暴走大巨人は「何度でも泣かせてやる」と陣 JINをじっくりと解散に追い込む構えをみせた。

 結成間もない陣 JINだが、先シリーズ、2AWの吉田、BASARAの阿部が加入し、5人に戦力を強化。この日、初のプロデュース興行を実現させた。リーダー・ジェイクはメインに登場し、吉田との初タッグを結成。世界タッグ王者・暴走大巨人と対決した。

 中でも昨年暮れから遺恨を引きずる諏訪魔と真っ向から火花。序盤こそ場外戦でいたぶられ、ダブルチョップでねじ伏せられると、暴走大巨人の集中砲火を浴びたが、諏訪魔の予告付きバックドロップは決めさせず。新メンバーの吉田もランニングエルボーを連発して諏訪魔をなぎ倒し、ランニングローキックで蹴り飛ばすなど躍動。石川の猛攻にさらされても真っ向から渡り合った。

 終盤にはジェイクが再び諏訪魔と火花。レッグラリアットを放ち、ジャンピングDDTで突き刺すと、吉田とのダブルサッカーボールキックもさく裂。暴走大巨人の境川の餌食となっても、ヒザの雨を降らせて諏訪魔を攻め立て、ドクターボムで勝機を作った。

 だが、勝負をかけたバックドロップを決められず。吉田が暴走大巨人のラストマウンテンによって戦線離脱に追い込まれると、ローンバトルとなったジェイクだが、諏訪魔のラリアット3連打に意地で倒れず。ミドルキックの速射砲を浴びせたものの、カウンターの左ラリアットを食らって失速。最後は問答無用のバックドロップ3連発によって沈んだ。

 初の陣プロデュース興行のメインでジェイクが諏訪魔に敗戦。しかも自身のフィニッシュホールドであるバックドロップによって3カウントを聞く屈辱的な結果に終わった。戦前には諏訪魔から「負けたら解散」を迫られていたが、陣 JINはまだ走り出したばかり。「初陣、負けたよ。けど、こっからだ。またゼロからやり直しゃいいんだろ。何度だって這い上がってやるよ」と前を向いたジェイクは「結果は負けたけど俺はこれを次につなげる。お客さん、だから俺たちの姿を見ててくれ。だから俺たちに任せとけ!」と叫んで締めた。

 敗れたとはいえ、最後にマイクで締めたのはジェイクの意地以外の何物でもない。初の陣興行は敗北を味わったものの、「次やる時は勝ったうえで俺の口で興行を締めたい」と誓うばかり。この日の敗戦で打倒・暴走大巨人のテーマもより明確となり、ジェイクは「とりあえず11日、アジアタッグ、そして一騎当千が決まってる。そのうえで暴走大巨人、またあんたらに挑んでやるよ。だから待っとけ。早くいってやる」と雪辱の時を見据えた。

 一方、陣興行のメインでジェイクに赤っ恥をかかせた格好の諏訪魔は試合後のリング上で「てめぇらこの先、俺ら暴走大巨人、そしてEvolutionには絶対勝てねぇぞ」と通告。当初は負けたら解散を迫っていたが、まだまだいたぶり足りないと言わんばかり。「何度でも泣かせてやるぞ」と宣言し、たっぷり時間をかけて陣 JINを解散に追い込む構えをみせていた。

【試合後の諏訪魔&石川、イザナギ】
▼諏訪魔「よーし。絶好調だよ。陣 JINなんて解散した方がよかったんじゃないか今日で。こんなもんだ。リング上でも言った通り暴走大巨人にもEvolutionにも勝てねぇな。何度でも泣かせてやるぞ。解散させてやるよ。それが俺らの目的だ」

▼石川「吉田、顔は認めるけど、阿部はいいけど吉田はいらねぇな。全日本プロレスに顔のいい奴これ以上いらねぇな。もう一回だ」

▼諏訪魔「阿部は顔が悪いってこと?」

▼石川「普通ってことです」

▼諏訪魔「(笑)」

▼石川「でもいいよ、何回でもきてもらって。今度は何対何でもいいから、何回も泣かせて、すいません陣 JINはEvolution、諏訪魔さんには勝てませんって証明して…」

▼諏訪魔「あの吉田っつうのは気に入らねぇな。あれどっから来たんだ?」

――2AWだが?

▼諏訪魔「顔が何か昔いっぱい泣かせた奴に似てたな少し。いなくなっちゃった奴だ」

▼石川「来週11日でしょ。タイトルマッチ近いから。入江&ルーカスぶっとばして初防衛戦、ガンといって今年も暴走大巨人の年って証明しますよ」

▼諏訪魔「そうだよ。神の軍団? 名前変えたんでしょ? わかんねぇよ、そんなのよ」

▼石川「そっちも終わらせるか、すぐ」

▼諏訪魔「そっちも終わらせてやる」

▼石川「1回目で最終回」

▼諏訪魔「解散だ、あいつら」

※イザナギが拍手しながら現れ

▼イザナギ「強ぇな暴走大巨人よ。最高だよ。2月11日タイトルマッチやな。胸借りるつもりで正々堂々いきますんで、よろしく」

▼石川「何しに来たんだ?」

▼イザナギ「石川忘れもんだよ。俺の控室に忘れていったからな。(石川の右ヒジ用のサポーターを石川に向かって投げてから)じゃあな」

※イザナギが去ると

▼諏訪魔「何アイツ? どういうこと? 忘れちゃった?」

▼石川「落としたかもしれない。何もないですよ」

▼諏訪魔「裏取るのね」

▼石川「いや、取ってないですよ。裏なんかないですよ」

▼諏訪魔「ちょっとショックだな。俺信じてるのに」

▼石川「何もないですよ」

▼諏訪魔「俺、いつも裏切られて…」

▼石川「何もないです」

▼諏訪魔「あぁ、ショックだ」

▼石川「何もないです」


【試合後のジェイク】
▼ジェイク「負けた。俺が言うのもおこがましいし、最後けど、この興行、自分の言葉で締めることができて。けど、やっぱり負けは負けなんだよね。だから次やる時は勝ったうえで俺の口で興行を締めたいと思います。この興行を行う上で多くの方に支援いただきました。ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします」

――今日の負けで打倒・暴走大巨人のテーマがより明確になったのでは?

▼ジェイク「そうだよ。まだ始まったばっかりなんだよ俺ら。始まったばっかりなんだ。リング上でも言ったけど、きれいに事が運んだことなんてなかったよ。だから俺はここであきらめたら、また同じなんだよ。だからあきらめたくない。ここが俺の踏ん張りどころだ。とりあえず11日、アジアタッグ、そして一騎当千が決まってる。そのうえで暴走大巨人、またあんたらに挑んでやるよ。だから待っとけ。早くいってやる」

プロ格 情報局