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2/11【大日本】小林と伊東が3・16文体での「蛍光灯316本デスマッチ」に同意 星野は平成極道コンビ復活宣言

東京・後楽園ホール(2020年2月11日)
有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチ ○星野勘九郎&アブドーラ・小林&ドリュー・パーカーvs伊東竜二&高橋匡哉&石川勇希×

 3・16横浜文体でデスマッチヘビー級王座を懸けて対戦する王者・小林と挑戦者・伊東が「蛍光灯316本デスマッチ」での対戦を同意した。また、星野が稲葉雅人と文体で組み、平成極道コンビを復活させると宣言した。

 3・16横浜文体で行われるデスマッチヘビー級選手権試合の前哨戦で、王者・小林が高橋&石川と、挑戦者・伊東が星野&パーカーと組み、有刺鉄線ボードデスマッチで激突した。

 いきなり小林と伊東が対峙。「文体は伊東」の野次に過敏に反応した小林が、早くも有刺鉄線ボードに伊東を投げつける。だが、伊東も対角線の有刺鉄線ボードに投げつけて即座に反撃。互いにエルボードロップは自爆に終わったが、伊東がドラゴンキッカーを叩き込んで競り勝った。荒ぶる伊東は場外戦でも暴れ回り、リングに戻ると星野の背中をパイプイスで何度も痛打。曲がったパイプイスに星野をショルダースルーで叩きつけて、元に戻してみせた。

 星野、そして代わったパーカーが攻め込まれ、フラストレーションをため込んだ小林は何度もタッチをアピール。しかし、体力を回復させた星野が強引に割り込んでタッチをもらってしまう。そのまま星野が防戦を強いられたものの、分断を図った伊東を振り払った小林が加勢に加わると奮起。最後は星野が有刺鉄線ボードを使ったダイビングセントーンで石川を葬り、久々の勝利を飾った。

 最近は敗れる場面が多かった星野が意地の勝利。それには理由があった。試合後、マイクを持ち、「後楽園にお集まりの皆さん、今日はご来場誠にありがとうございます。そんな皆様に重大発表があります。3月16日横浜文化体育館、私のパートナーXをここで発表したいと思います。皆様、ただいま時代は令和ですが、ここで平成極道コンビを復活したいと思います。そうです。私、星野勘九郎のパートナー、稲葉雅人を呼びたいと思います」と平成極道コンビの復活を宣言した。

 平成極道コンビはかつて大日本のタッグ戦線で活躍したものの、稲葉が首の負傷により、2017年1月に大日マットを離れたことで解散に。そんな名物コンビが3年2ヵ月ぶりに復活。佐々木貴&石川勇希、宮本裕向&木高イサミ、高橋匡哉&ドリュー・パーカーと4WAY戦で対戦することになった。

 小林もマイクアピールで続く。「文体は3・16。結構いい数字だな。伊東、蛍光灯316本とかどうだ? 結構な数になるぞ。どうだ、伊東」と大会日にちなんだ「蛍光灯316本デスマッチ」を伊東に提案。伊東も「文体は伊東…として、蛍光灯316本、今度の大会は3月16日、そして大日本プロレス旗揚げが3月16日。316本デスマッチ、やろうじゃないか!」と同意。「平成極道は俺らのために暖めてくれ。文体、お前のベルトを奪ってやるよ」と宣言する。小林も呼応し、「文体来る人!? ざっと200人だな。もっと来てください。我々の25周年、大日本の25周年、過去を見せるんじゃない。大日本の未来を見せる」と力強く予告した。

【試合後の小林&星野&パーカー】
▼小林「勘ちゃん、こういう時だから吠えたほうがいい。吠えたほうがいい」

▼星野「とりあえず久しぶりに勝ちました。まずそれが気持ちがいいです。純粋に本当に気持ちいいです。あとは…」

▼小林「あとは?」

▼星野「そうですね、3月16日、自分もずっと頭の中で考えていたんですが、25周年ということでね。やっぱり僕も何かやらなきゃいけないなってことで、思い切って稲葉雅人を呼ぶことにしました」

▼小林「需要があったな」

▼星野「よかった、お客さんが知っててまだ。よかったよ、知ってて。まだ稲葉のことを知っててよかった。ということを稲葉にLINEで報告したいと思います。とりあえず3月16日、皆様どうか平成極道コンビの復活をその目に焼き付けてください。よろしくお願いします」

▼小林「稲葉の件もそうだけどさ、やっぱお客さんに恩返しだよね、ここまで来たら。覚えててくれてるんだもん」

▼星野「まずそれがよかった、本当に」

▼小林「そのためにも、俺らは上に上に、新しく新しいことをやっていかないと。まあ、稲葉は過去の人間だけど、とらわれるなよ。今以上のお前を見せろ。今以上の今を見せろ」

▼星野「今の俺を見せます」

▼小林「バッチリね、新しい大日本プロレスを見せようと思うんで。ドリューは誰と組むんだ? まだ決まってないか?」

▼パーカー「ブンタイ? ハイハイハイ」

▼小林「誰とやるの?」

▼パーカー「ゼンゼンワカラナイ」

▼小林「全部日本語で話してた、今。まあ、まだ1ヵ月以上あるから。いろいろかき回していくからね。そんな感じです」

【伊東の話】「文体、アブドーラ・小林と蛍光灯316本デスマッチ。チャンピオン側の提案で受けて立つという感じになりますけど。挑戦するのは自分なんですけどね。2010年、アブドーラ・小林と450本デスマッチというのをやって、それも自分が勝っているんで。蛍光灯が多いのなんて何てことはないです。アブドーラ・小林からベルトを奪って。アブドーラ・小林が未来を見せると言ってましたけど、大日本の25周年という時に、大日本のこれからの未来を自分と小林で見せていきたいと思います」

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