プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

2/16【全日本】2度目の前哨戦は宮原 「全日本の顔」決定戦へ「全国の支持率を聞きたいね」

『2020 EXCITE SERIES』長崎・佐世保市体育文化館(2020年2月16日)
○フランシスコ・アキラ&宮原健斗&ヨシタツvs諏訪魔&石川修司&佐藤光留×

 宮原が2度目の三冠前哨戦に勝利。諏訪魔との「全日本の顔」決定戦へ向けて、「日本全国の支持はさ、全日本プロレスの新旧顔対決どちらを選ぶかだ。日本全国に聞きたいね」との意向を示した。

 3・23後楽園大会の三冠戦へ向けた前哨戦が2日前の浜松大会で幕開け。この日も両者が1ヵ月後の本番をにらんで激突した。先発で対峙すると、まずは諏訪魔がヘッドロック地獄に引き込んだが、振りほどいた宮原はフロントハイキックですぐさま反撃。その後、場外戦で蹂躙されたものの、終盤に迎えた2度目の対戦ではフロントハイキックで機先を制した。ダブルチョップ連打で反撃されても、ラストライドをリバースして諏訪魔に流れを渡さなかった。

 最後はパートナーのアキラが光留から初のピンフォール勝ち。2度目の前哨戦は王者・宮原が制した形となった。試合後、三冠ベルトを手にリングサイドで諏訪魔とにらみ合った最高男は、2・11三冠V10戦以来となる最高マイクで佐世保大会を締め。バックステージで「オイ諏訪魔よ、準備はいいのか?」と問いかけた宮原は「リング上でお前が挑戦表明をして、東京・後楽園ホールの支持はあったかもしれない。ただ、日本全国はどうだかなぁ?」と疑問符をつけた。

 確かに2・11後楽園大会で諏訪魔が挑戦を表明した時、健斗コールを諏訪魔コールが上回った。諏訪魔の頂点返り咲きを求める声の裏返しだが、プロレス界で最も最高の男を自負する宮原は全国区の支持率なら自分が上と信じている。だからこそ、「これから皆さんの声を聞かせていただこうと思ってるからな諏訪魔。日本全国の支持はさ、全日本プロレスの新旧顔対決どちらを選ぶかだ。日本全国に聞きたいね」との意向を示した。

 さっそくこの日の佐世保大会でも、最高マイクの中で「チャンピオン・宮原健斗vsチャレンジャー・諏訪魔。佐世保の皆様はどちらを支持しますか?」と問いかけ、最終的に健斗コールを起こしてみせた。まだ1ヵ月以上も先の三冠戦だが、宮原は支持率を全国レベルで満場一致にし、最多防衛記録更新の機運を高めてV11戦を迎えるつもりだ。

【宮原の話】「オイ諏訪魔よ、準備はいいのか? リング上でお前が挑戦表明をして、東京・後楽園ホールの支持はあったかもしれない。ただ、日本全国はどうだかなぁ? これから皆さんの声を聞かせていただこうと思ってるからな諏訪魔。日本全国の支持はさ、全日本プロレスの新旧顔対決どちらを選ぶかだ。日本全国に聞きたいね」

プロ格 情報局