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2/20【全日本】諏訪魔が「進化した暴走プロレス」全開 3・23三冠戦を「全日本の未来作る戦いに」

『2020 EXCITE SERIES』山口・岩国市周東体育センター(2020年2月20日)
○諏訪魔&石川修司&佐藤光留vs宮原健斗&ヨシタツ&大森北斗×

 諏訪魔が「進化した暴走プロレス」全開で前哨戦3勝目。三冠戦へ向けて「宮原を飲み込んだ未来、俺にはイメージがあるんだ」と王者の発言を逆手にとって言い切った。

 3・23後楽園大会で2年5ヵ月ぶり7度目の三冠ベルト戴冠に挑む諏訪魔は今シリーズ、王者・宮原との前哨戦が連日続いている。この日は石川&光留をパートナーに、ヨシタツ&北斗と組んだ宮原と激突。フロントハイキックを食らっても、すぐさまダブルチョップで反撃し、不発に終わったもののラストライドを狙う積極性をみせた。最後も宮原にみせつけるように北斗をラリアットでねじ伏せるなど圧倒し、最後はラストライドで3カウントを奪った。

 これで諏訪魔が前哨戦3勝目で白星先行。1ヵ月後の三冠戦へ向けて仕上がりぶりは順調で「絶好調」を実感できた。約8年ぶりとなるノア参戦も決まり、暴走ファイトにも拍車がかかるばかり。場外戦で宮原をイスでいたぶったが、この日はそれで終わらず。試合中と試合後、宮原に声援を送る子どもたちをイスを手に威かくしたり、追いかけ回したりして怯えさせ、「これが進化した暴走プロレスだよ! 最後の締めに子ども追い回すっていう。面白いだろ? これが俺の形だよ」と豪語した。

 宮原は「歴史と伝統が息づくこの全日本プロレスの過去と未来を俺は背負ってるつもりだ。諏訪魔、お前はその過去と未来を背負う覚悟はあるのか?」と発言していた。当然、諏訪魔もその歴史と伝統を重んじているが、何より大事なのは未来。「宮原のイメージしてる未来、そうじゃねぇんだと。宮原を飲み込んだ未来、俺にはイメージがあるんだ。それを証明してやっていきたい」と言い切った諏訪魔は、「最高じゃねぇんだよ。子どもがギャーギャーわめいてみんな微笑んでる。それでいいじゃねぇか。これが俺の未来だな」と描いた。現在43歳の諏訪魔だが、まだまだ暴走ファイト全開。プロレスラーの魅力の一つである怖さを前面に出して全日本に新たな歴史を作り上げるつもりだ。

【諏訪魔の話】「よし。絶好調だよ。これが進化した暴走プロレスだよ! 最後の締めに子ども追い回すっていう。面白いだろ? これが俺の形だよ。最高じゃねぇんだよ。子どもがギャーギャーわめいてみんな微笑んでる。それでいいじゃねぇか。これが俺の未来だな。さっきもリング上で言ったようにさ、全日本プロレスの歴史と伝統。その部分は俺凄く重く思ってる。ただ未来だな。その未来って部分は俺もイメージあるし。宮原のイメージしてる未来、そうじゃねぇんだと。宮原を飲み込んだ未来、俺にはイメージがあるんだ。それを証明してやっていきたいだけ」

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