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4/6【全日本】2ヵ月ぶり再結成ひと夏のかげろうが歴代Jr.タッグリーグ覇者対決制す

『What we can do now 「いま全日本プロレスにできること」』東京・新木場1stRING(2020年4月6日)
○岩本煌史&TAJIRIvs佐藤光留&岡田佑介×

 岩本&TAJIRIが“ひと夏のかげろう"を2ヵ月ぶりに再結成し、光留&岡田のEvolutionに快勝だ。

 2018年のジュニアタッグリーグ戦に優勝しているひと夏のかげろうは陣興行2・6新木場で木高イサミ&阿部史典に勝利。以来2ヵ月ぶりに二人が同じコーナーに並び立った。相手は昨年のジュニアタッグリーグ覇者でもある光留&岡田のEvolutionだ。試合は一進一退。TAJIRIが集中砲火を浴び、光留のジャンピングハイキックを被弾したが、岡田のダイビングヘッドバットを自爆させると、岩本が一本背負いで光留を投げ飛ばし、岡田にはラリアット、垂直落下式ブレーンバスターの猛攻に出る。最後もTAJIRIが光留を分断する中、孤高の芸術を鮮やかに決めて岡田を料理した。

 2ヵ月ぶりの合体で岩本&TAJIRIがジュニアタッグリーグ歴代優勝チーム対決を制した。勝負タイムは4分8秒と短かったものの、岩本には収穫があった。「アメリカのスタジオマッチをやってるテンポで勝手に動いてたような気がした」と振り返ったTAJIRIが、「今日のテンポは岩本君、初めてのテンポだよ」と指摘すると、岩本は「特に意識することなく自然に動けてたんで凄く楽しかったですね」とキッパリ。TAJIRIが「何が起きようと、その状況に応じていろんなものを見つけてゲットして進化していく。泣いてらんないぜ。泣いてらんないよ」と鼓舞すると、岩本も「今後試合はないかもしれないですけど、見直して自分のものにする、さらに消化する」と孤高。この日の貴重な経験を糧とする構えをみせていた。

【試合後の岩本&TAJIRI】
▼岩本「ありがとうございましたTAJIRIさん」

▼TAJIRI「何かね、アメリカのスタジオマッチをやってるテンポで勝手に動いてたような気がした。何だっけ? あぁ、昔のあれだって」

▼岩本「僕も最初、無観客試合どうなんだろうと思ったんですけど、控室で待っていて、試合始まる時が迫ってくると、凄くワクワク高揚感がありましたね。やったことないから、初めてやる経験」

▼TAJIRI「今日のテンポは岩本君、初めてのテンポだよ」

▼岩本「でも特に意識することなく自然に動けてたんで凄く楽しかったですね」

▼TAJIRI「やっぱ何が起きようと、その状況に応じていろんなものを見つけてゲットして進化していく。泣いてらんないぜ。泣いてらんないよ」

▼岩本「ホントにプラスの材料がびっくりするぐらい今日収穫あったかなと。しかも今後試合はないかもしれないですけど、見直して自分のものにする、さらに消化する」

▼TAJIRI「自分を改造していくチャンスだよ」

▼岩本「そうですね。見つめ直せますね」

▼TAJIRI「またひと夏が来るように」

▼岩本「そうですね。皆さん、試合会場で会いましょう。次は大歓声の中で僕らは試合して、皆さんに元気と勇気を与えていけたらなと思います。俺らプロレスは終わらないです。負けないです」

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