4/14【NOAH】“AXIZ"潮崎&中嶋が貫禄進出で優勝「王手」 大奮闘の稲村を豪腕で鎮圧
『GLOBAL TAG LEAGUE 2020 〜episode final〜』ノアTVマッチ(2020年4月14日配信)
Bブロック公式戦 ○潮崎豪&中嶋勝彦vs関本大介&稲村愛輝×
優勝候補の“AXIZ"潮崎&中嶋組がタッグリーグ戦Bブロック公式戦で“マッスルタフネス"関本&稲村組を破り、貫禄の優勝決定戦進出。大奮闘した稲村を現GHCヘビー級王者・潮崎が豪腕でねじ伏せ、念願の優勝へ「王手」をかけた。
両軍1勝1敗で迎えた最終公式戦。とにかく試合で光を放ったのは、尊敬する大日本・関本をパートナーに迎えた若手成長株・稲村だった。
のっけからAXIZの猛攻にさらされた稲村だったが、持ち前のタフさと関本の猛ゲキで難局を乗り切る。逆に関本がミサイルキックやアルゼンチンバックブリーカーでダイナミックに暴れまわって巻き返す。潮崎の逆水平&中嶋の左ミドルの乱射“エンドレスラブ"を受けても、ラリアットでまとめてAXIZをなぎ倒す怪物っぷりも発揮した。
すると稲村が「関本さん、俺が!」と交代を志願。関本も応じて稲村が燃えまくる。得意のぶちかましで潮崎を吹っ飛ばすと、それを空中キャッチした関本がジャーマンで投げ飛ばす強烈合体技も敢行。捨て身のダイビングショルダーで突っ込んだ稲村は、流れを変えようとする潮崎に、果敢にもラリアットをズバリ。初めて放ったラリアットで豪腕王者をなぎ倒した稲村は、必殺のスプラッシュマウンテンも完璧に決めて大金星を目前とした。
だが、中嶋のカットがギリギリで間に合う。マットを叩いて悔しがった稲村は、愚直に胸板へのフォーアームを乱打したものの、距離ができた瞬間、潮崎が猛然と豪腕ラリアットを叩き込んで逆転に成功。稲村は続くゴーフラッシャーも自力でキックアウトしてみせたものの、最後は右腕のサポーターを外した潮崎が、豪腕をフルスイングして稲村をねじ伏せた。
稲村の大奮闘が光ったものの、最後は正面突破で最終公式戦を制したAXIZが2勝目。杉浦貴&関根シュレック秀樹組と勝ち点4で並んだものの、直接対決で杉浦組を破っているため、AXIZの優勝決定戦進出が決まった。
初戦こそ齋藤彰俊の爆発で潮崎が敗れる波乱のスタートとなったが、その後2連勝で最終的には“貫禄”のブロック突破。「初戦で俺がいかれちゃったからね。何とかして俺が持ってこないと!って思ってたんで、それがこの大事なところで返すことができて良かった」と試合後の潮崎は胸をなでおろした。
昨年準優勝のタッグリーグ制覇はAXIZにとって念願。中嶋は「もう今年のAXIZは来てるよ。2020年は俺たちAXIZが中心だ。今年こそ…グローバル・タッグリーグ。優勝まで…王手だ!!!」と確信めいた不敵な笑みを浮かべた。
その後の公式戦で優勝決定戦の相手はイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.&レネ・デュプリ組に決定。タッグリーグ戦優勝決定戦が行われるノアTVマッチは、プロレス格闘技専門チャンネルの『FIGHTING TV サムライ』と、プロレス動画配信サイト『DDT UNIVERSE』で4月18日の19時から放映される。
【試合後の潮崎&中嶋】
▼中嶋「よし! 豪さん来たね! ついに来たよ、ついに来たよ!」
▼潮崎「1位通過?」
▼中嶋「YES」
▼潮崎「初戦で俺がいかれちゃったからね。何とかして俺が持ってこないと!って思ってたんで、それがこの大事なところで返すことができて良かったですよ」
▼中嶋「もう今年のAXIZは来てるよ。もう分かるでしょ? 分かるよね? YESかNOで答えてくれ!」
――いえす…
▼中嶋「聞こえない」
――イエス
▼中嶋「あ? なんだって?」
――YES!!
▼中嶋「おう、そうだ! 2020年は俺たちAXIZが中心だ。今年こそ…グローバル・タッグリーグ。優勝まで…王手だ!!!」
▼潮崎「………I am NOAH」
