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4/19【NOAH】元W-1征矢学が覚悟の変身で『金剛』加入 GHC王者・潮崎と視戦戦

『NOAH the SPIRIT 2020』会場非公表(2020年4月19日配信※TVマッチ)
○征矢学&拳王&マサ北宮&稲村愛輝&覇王&仁王vs潮崎豪&中嶋勝彦&モハメド ヨネ&谷口周平&原田大輔&岡田欣也×

 元WRESTLE-1の征矢学がノアの反骨集団『金剛』に加入。新天地で覚悟の“変身"を果たした征矢は、現GHCヘビー級王者・潮崎と視殺戦を繰り広げた。

 金剛への新メンバー投入が予告されていたこの日。入場直後にマイクをつかんだリーダー・拳王は「運命…いや、俺たちとともに生きていくという宿命を背負う男が今日、ここに来るぞ。俺たちとともに、このプロレスリング・ノアのリングを金剛のごとくダイヤモンドのように輝かしていく信念を持つ男の登場だ」。そう呼び込むと、花道から現れたのは征矢だった。

 金剛のチームカラーである“赤"のタイツに身を包み、髪の毛も赤く染め上げた征矢は、リングインするなり拳王と見つめ合ってガッチリ握手。試合ではGHCヘビー級王者・潮崎率いるノア正規軍と対決し、序盤から征矢はあいさつ代わりに谷口へと突進。逆水平やスピアーで谷口を押し込み、これまでの“ワイルド路線"とは趣を異にするストイックなファイトを繰り広げた。

 終盤には潮崎が逆水平、中嶋がミドルキックを交互に連射する“エンドレス・ラブ"の餌食となったが、仁王立ちで受け止めるや、逆に単身ラリアットでまとめてなぎ倒す。さらには潮崎とのラリアット合戦も真っ向から競り勝って見せ場を作るや、最後は若手・岡田の後頭部、正面からこん身のラリアット(ワイルドボンバー)を叩き込んで完璧な3カウントを奪ってみせた。

 “金剛6人目の男"としての初戦を自らの勝利で飾った征矢は、王者・潮崎と視殺戦を展開。金剛集合ポーズの段では、拳王の背後に“両腕力こぶ"ポーズで立ち、仏像を思わせる左右対称配置で結束をアピールした。

 バックステージでは「てめえらのそのメンタマ見開いて、今後の金剛のある姿をしかと目に焼き付けろ!」と言葉少なに決意表明。活動休止したW-1からは吉岡世起が杉浦軍入りしたばかりだが、今度は征矢も“金剛"としてノアに新天地を求めた。しかも今までのカラーを脱ぎ捨てる覚悟の変身。赤く染まった金剛版・征矢学は、ノアに、そして金剛に輝きをもたらすか――。

【試合後の金剛】

▼拳王「金剛とともに生きていくという宿命を背負う男、征矢学だ。いいか? プロレスリング・ノア、よく聞け。てめえらが舵を取ってたプロレスリング・ノアのリング、ダイヤモンドのように輝かねえんだよ。誰が舵を取ればダイヤモンドのように輝くか、わかるだろ? いいか、6人体制になった俺たち金剛だ! いいか、これからは強力な仲間も来たんだ。俺たちがプロレスリング・ノアのリングを金剛のごとくダイヤモンドのように輝かしていくからな!」

▼征矢「よし、お前ら! てめえらのそのメンタマ見開いて、今後の金剛のある姿をしかと目に焼き付けろ! 以上だ」

▼北宮「帰るぞ!」

▼稲村「はい!」

プロ格 情報局