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5/30【DRAGON GATE】シングル王者対決で波乱 ブレイブ王者・石田がドリーム王者・土井食いで決勝T進出

 シングル王者対決で波乱。ブレイブゲート王者・石田が手段を選ばずドリームゲート王者・土井食いを果たし、決勝トーナメント進出を決めた。

 「KING OF GATE 2020」はこの日、各ブロック決勝戦を迎えた。Bブロックは2008年覇者で現ドリームゲート王者の土井と、現ブレイブゲート王者の石田が激突。ここまで石田がジェイソン・リーと奥田啓介、土井がビッグR清水とKAIをそれぞれ破って勝ち進み、シングル王者対決で決勝トーナメントの切符を争うことになった。

 両者ともベルト持参で登場。R・E・D勢がセコンドについた中、石田は土井のスピードを殺すべく左足にピンポイント攻撃。ショルダーレッグブリーカーで痛めつけ、ダブルレッグロックで絞め上げるなど集中砲火を浴びせる。土井が反撃に出ても左足をローキックで蹴りつけて黙らせ、レッグラリアットで場外に吹き飛ばすと、エプロンからのランニングローキックで蹴り飛ばした。

 土井は場外カウント19で辛うじて生還。ダイアモンドカッター、DDTの連続攻撃で逆襲に転じ、バカタレスライディングキックをぶち込んだ。DOI555から2発目のバカタレスライディング弾は不発に終わり、アンクルホールドに捕まっても前方回転で振りほどいた。が、石田は故意か偶然かレフェリーに激突してしまう。無法地帯となった中、双方のセコンドが乱入し、連続串刺し攻撃に出るなどリング上は大混戦。その機に乗じてH・Y・Oが土井の顔面にパウダー攻撃を見舞うと、石田がスクールボーイで丸め込んで3カウントを奪った。

 石田が手段を選ばず土井にピンフォール勝ち。まんまとドリームゲート王者狩りを遂げ、Bブロック突破と決勝トーナメント進出を決めた。「プロレスはな結果が全てじゃ。ブレイブゲートチャンピオンの俺がドリームゲートチャンピオンの土井成樹からキッチリ3カウント獲ったぞ」と勝ち誇った石田は、「特にこのKING OF GATEは結果がモノいうんや。ドリームゲートチャンピオンよりブレイブゲートチャンピオンが強かったってことや」と優勝へ向けて自信満々に豪語していた。

 また、AブロックはYAMATOがディアマンテを破り、CブロックはEitaがドラゴン・ダイヤに完勝。石田を含む3人に、明日31日配信の敗者復活バトルロイヤルの勝者を加えた4人で決勝トーナメントが争われる。


【石田の話】「オイみたか。プロレスはな結果が全てじゃ。ブレイブゲートチャンピオンの俺がドリームゲートチャンピオンの土井成樹からキッチリ3カウント獲ったぞ。プロレスはな結果や。特にこのKING OF GATEは結果がモノいうんや。ドリームゲートチャンピオンよりブレイブゲートチャンピオンが強かったってことや」

【土井の話】「何やこれオイ! この状態おかしくないか? スリー入った? あぁクソ! あぁ! あのヤロー。まぁ終わったことは腹立つけど、言うてもしゃあないわ。前向きに。まだチャンスはあんねん。バトル出れるかもわからんしな。あとはちょっと運にかけてみるわ」

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