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6/7【全日本】宮原が世界タッグ再挑戦アピールも ヨシタツやんわり拒否「今やりたいことがある」

『全日本プロレス中継2020 #6〜魔王降臨〜』(2020年6月7日放送)
○宮原健斗&ヨシタツvsゼウス&イザナギ×

 宮原が世界タッグ再挑戦をアピールしたものの、ヨシタツは「今やりたいことがある」とやんわり拒否した。

 前回の5・30TVマッチで第1試合に登場した宮原とヨシタツが2大会連続でヨシケンを結成し、ゼウス&イザナギのPURPLE HAZEと激突した。ゼウスの怪力とイザナギの狡猾なラフ殺法に苦しめられたものの、ヨシタツがニーリフト、宮原がフロントハイキック、ヨシタツがフェースクラッシャーを立て続けに繰り出すヨシケン連係をズバリ。最後はヨシタツがCBJ、宮原が二段式ジャーマンを連続してさく裂させるヨシケンサンバを久々に披露してイザナギを料理した。

 試合後、宮原は「今から勝ったついでに凄ぇことを言わせてもらう」と宣言。もったいぶった末に「世界タッグ挑戦表明する。世界タッグにヨシケンで挑戦する! そして! NEXTREAM大復活だ」とぶち上げた。ヨシケンは5・5TVマッチで王者・暴走大巨人に挑戦して敗れているが、最高男は連続挑戦で今度こそ世界タッグに返り咲くつもりのようだ。

 ヨシタツもてっきり呼応するものと思いきや、意外な反応を示した。「ヨシケンの絆って絶対的だよな? だったら、ヨシケンの復活はいつだってできるよな?」と念を押すと、「健斗、俺は今やりたいことがある。そして、それは今しかできないことなんだ。健斗、ヨシケンの完全復活はもうちょっと待ってくれ」とやんわり拒んだのだ。

 バックステージでもヨシタツは「俺らの間に絶対的な絆があるから。ヨシケン完全復活で、世界タッグ狙うなんて言ったら、それはもういつだってできる話」と強調。「頭の中でちょっと考えていることがあって。それってリング上で言った通り、今しかできないことだから、それを優先してやりたくて」との意向を改めて示した。そのやりたいことが何なのかは明かさなかったものの、世界タッグ挑戦を保留して優先するほど相当なことなのかもしれない。だが、納得できないのは宮原。「何言ってんだ、あれ? 意味わかんねぇ、あいつ」と疑問符をつけ、ヨシタツの言う「やりたいこと」についても「メチャクチャ俺にとってどうでもいいことだよな」と言い放つしかなかった。

【ヨシタツの話】「ちょっとね、ちゃんと健斗と意思の疎通が図れてなくて、視聴者の人たちを結構、混乱させたかなと思うんだけど。まさか健斗が世界タッグと言うのかと思って。よりによって今日かという感じで。俺はね、頭の中でちょっと考えていることがあって。それってリング上で言った通り、今しかできないことだから、それを優先してやりたくて。リングの上で言ったことが全てで、ヨシケンってやっぱ俺らの間に絶対的な絆があるから。ヨシケン完全復活で、世界タッグ狙うなんて言ったら、それはもういつだってできる話だから。今じゃなくてもいいだろうっていうね。またレッドマンの時に続いて俺の自分勝手なんだけど、せっかく健斗が乗り気になってくれているのに、ちょっと申し訳ないなっていう気持ちもあるんだけど、そこはあえて自分の我を通させてもらうというか。でも、全然ヨシケンは終わったわけじゃないから、その時から来たら、また大復活するんで。その時まで皆さん楽しみにしといてください。We can do it! Stay tuned!」

【試合後の宮原】
▼宮原「あいつ、何言ってんだ、あれ? 意味わかんねぇ、あいつ。えっ? どういうこと? よくわかんないな、あいつ。えっ? えっ? 何か言ってました?」

――やりたいことがあるらしく「今しかできない」と話していたが?

▼宮原「メチャクチャ俺にとってどうでもいいことだよな…。メチャクチャどうでもいいなぁ…」

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