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7/23【全日本】究極の5冠戦へ唯一の前哨戦 石川制して「全身全霊かける」、諏訪魔「リミッター外す」

『2020 SUMMER ACTION SERIES』新潟・万代島多目的広場 大かま(新潟市)(2020年7月23日)
○石川修司&田村男児vs諏訪魔&佐藤光留×

 究極の5冠戦へ向けた最初で最後の前哨戦は石川が勝利。「全身全霊かけて戦って勝つ」と宣言したパートナーに対し、諏訪魔も「壊れないな、何やっても。間違いなく。俺もリミッターを外せるよ」と全開予告を発した。

 2日後の7・25後楽園大会で諏訪魔と石川の悲願だった世界タッグを保持しての暴走大巨人対決による三冠戦=究極の5冠戦が実現する。この日は唯一の前哨戦となるタッグ対決が実現。本番を見据えて両者は真っ向勝負で渡り合った。武骨なエルボー合戦を展開し、諏訪魔がダブルチョップで押し込めば、石川もすぐさまニーリフトで応戦。ならばと諏訪魔はフライングショルダーを放った。

 両者の直接対決は互角に終わったが、最後は石川がランニングニーリフトからのファイアーサンダーで諏訪魔のパートナー・光留を料理。最初で最後の前哨戦を制した。試合後、諏訪魔と近距離で対峙した石川は「全身全霊かけて戦って勝って、全日本やっぱり面白いなっていう試合をして、俺がチャンピオンになって全日本プロレスを先頭に立って引っ張っていきたい」と2日後の大勝負へ向けて改めて決意表明した。

 対する諏訪魔は「やりがいは今日感じられた」と三冠V2戦へ向けて手応えは申し分なし。「本番はね、命かけてやってやるって。そういう思いになったな」と覚悟を決めた。脱・秋山を宣言している諏訪魔はこの一戦でこれぞ全日本という戦いを繰り広げ、第一歩とするつもり。「壊れないな、何やっても。間違いなく」と石川の頑丈さを再認識させられたこともあって、「俺もリミッターを外せるよ。ガンガンいく。全盛期なんでね」と宣言。パワーファイトも暴走ファイトも全て全開で究極の5冠戦に臨む構えをみせた。

【試合後の石川&田村】
▼石川「最初で最後の前哨戦。1個1個の重さはもうわかってるんで、あとは25日、全身全霊かけて戦って勝って、全日本やっぱり面白いなっていう試合をして、俺がチャンピオンになって全日本プロレスを先頭に立って引っ張っていきたいなと思ってます。田村、今日頑張ったけどどう?」

▼田村「いや、まだまだ。もっとレベルアップしていく、そのつもりでもっとやっていきます。もっと諏訪魔さんを軽々投げられるように、でかい体をこれから作っていきます」

▼石川「俺は正式なEvolutionじゃないけど、仲間といっても切磋琢磨しないとつまんないから。お前が強くなればEvolutionもっと面白くなるから。一緒に頑張ろう」

▼田村「はい。ありがとうございました」


【諏訪魔の話】「前哨戦は今負けたけど、あくまでも前哨戦なんで。やりがいは今日感じられたし、本番はね、命かけてやってやるって。そういう思いになったな。やっぱしやりがいがあるよ。壊れないな、何やっても。間違いなく。俺もリミッターを外せるよ。ガンガンいく。全盛期なんでね。みといてください!」

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