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8/11【大日本/ZERO1/2AW】関本&田中&吉田の3団体トップが揃い踏み 豪華必殺技リレーで合同興行締め

『大日本×ZERO1×2AW3団体合同興行〜TOKYO DELTA』(2020年8月11日)
○関本大介&田中将斗&吉田綾斗vsタンク永井&野村卓矢&岩崎永遠×

 大日本、ZERO1、2AWの3団体による合同興行のメインで、関本&田中&吉田の各団体トップが揃い踏み。最後は豪華必殺技リレーで岩崎を沈め、合同興行を完璧な形で締めた。

 大日本のストロングBJをけん引する関本、ZERO1の中心的存在である田中、現2AW無差別級王者・吉田が豪華トリオを結成。各団体のトップ戦線で活躍するタンク&岩崎&野村を迎え撃った。

 序盤から刺激的な顔合わせが実現したが、特に燃え上がったのが田中と野村の絡み。野村が喧嘩腰にエルボーを浴びせると、田中も呼応した。こん身のビンタを乱れ打って野村を腰砕けにすると、その後は関本組が野村に集中砲火。荒ぶる田中が「生意気なんだ!」と野村を場外に投げ捨てると、関本が逆水平、吉田がサッカーボールキックでいたぶる。

 しかし、勝ち気な野村は沈まず、吉田とエルボー合戦、サッカーボールキック合戦で火花。さらに攻め込まれたものの、キャプチュードで逆襲を果たした。2人の激闘に負けてなるものかと、試合はさらに白熱していく。田中とタンクも真っ向からエルボーのラリーを展開。ローリングエルボーの相打ちからタンクがパワースラムでぶん投げた。

 インターコンチネンタルタッグ王者になったばかりのZERO1・岩崎も奮戦。田中を串刺しラリアット、ブレーンバスター、バックドロップと攻めに攻めると、関本とはエルボー合戦を繰り広げる。そして、飛びヒザ蹴りをぶち込むと、野村&タンクと合体。連続串刺し攻撃から野村のランニングローキック、タンクのセントーン、岩崎のラリアットが立て続けにクリーンヒットした。

 決定機を掴んだ岩崎はバックドロップを狙ったものの、押し潰した関本はラリアットへ。一度は相打ちとなったものの、強引に振り抜くと、アルゼンチンバックブリーカーに担ぎ上げた。タンクのカットが間に合うが、今度は田中&吉田が加勢に。吉田のサイドエフェクトから田中がスーパーフライ、関本がダイビングエルボードロップを連続投下。そして、最後は田中のスライディングD、吉田のバックドロップ、関本のジャーマンスープレックスと豪華必殺技リレーで岩崎を沈めた。

 最後にマイクを持ったのは試合を決めた関本。「本日は3団体合同興行、TOKYO DELTAにご来場いただき誠にありがとうございました。世の中、まだまだ厳しい状況ではありますが、ここはグッとこらえて、また皆さんと明るい笑顔で再会できることを楽しみに頑張ります。皆さんも一緒に頑張りましょう。本日は誠にご来場ありがとうございました」と締めくくり、田中&吉田と並んでカメラマンのフラッシュを浴びた。

 バックステージでは3人揃ってコメント。吉田は「やっぱり隣にこの2人がいるっていうのは、自分にとってメチャクチャデカかったなと。ただ、自分も団体背負っているんで、お二人に助けられてばっかりじゃいけないんでね。もし、もし今日来てくれたお客さんが、凄い楽しんでくれて、もう1回見たいと思ってくれたら、必ず実現すると思うから。その時は2人よりも自分が一番目立ちますよ」と再戦に意欲を見せた。

 田中が「やってて面白かったし。まあ、結果的にはOKなんやけど、リングに上がって、向こうを見た感じで、なんかタンクは向こうで不釣り合いだし、吉田君はこっちで不釣り合いやし、これトレードしたほうが見た感じ、ガッチリ来るんちゃうかなと思って」と吉田とタンクを入れ換えることを提案。吉田も「それは自分もぜひやってみたいですね。自分はこのチームに入って、この先輩方2人に下からヘコヘコついていくつもりはないんで。もし相手になって、戦う時があれば、自分もなにも遠慮なくそこは潰しにいくんで」と乗り気だった。

 さらに、関本は兵頭&加藤と保持する横浜ショッピングストリート6人タッグ王座への挑戦を田中や吉田に要請。二人も前向きな姿勢を示しており、今後も3団体の絡みから刺激的な戦いが期待できそうだ。

【試合後の関本&田中&吉田】
▼関本「ありがとうございました」

▼田中「ありがとうございました」

▼吉田「ありがとうございました。やっぱり隣にこの2人がいるっていうのは、自分にとってメチャクチャデカかったなと。ただ、自分も団体背負っているんで、お二人に助けられてばっかりじゃいけないんでね。もし、もし今日来てくれたお客さんが、凄い楽しんでくれて、もう1回見たいと思ってくれたら、必ず実現すると思うから。その時は2人よりも自分が一番目立ちますよ。ありがとうございました」

▼田中「今まで大日本さんとやっててね。ここに2AWが混じって、3団体で初めてやりましたけど、上がってみたら2人はベルト持っているし、僕は持ってへんやろ? で、向こうの対戦相手を見てたら、タンクがこっちに来て、吉田君があっちに行ったら、ビジュアル的にも年齢的も…」

▼吉田「なるほど。バランスが」

▼田中「タンクのほうがシックリ来るんやけど、チームとしては今日良かった」

▼吉田「ああ、良かったです。そう言っていただけて良かったです」

▼田中「やってて面白かったし。まあ、結果的にはOKなんやけど、リングに上がって、向こうを見た感じで、なんかタンクは向こうで不釣り合いだし、吉田君はこっちで不釣り合いやし、これトレードしたほうが見た感じ、ガッチリ来るんちゃうかなと思って」

▼吉田「確かに自分とタンクさんのシリウスロア2人が入れ替わるだけで、また全然色が変わってくるかなと思うんで。それは自分もぜひやってみたいですね。自分はこのチームに入って、この先輩方2人に下からヘコヘコついていくつもりはないんで。もし相手になって、戦う時があれば、自分もなにも遠慮なくそこは潰しにいくんで。自分も自分を下げるつもりはないんで。そこは譲る気はないです」

▼関本「さすがチャンピオン。チャンピオンは言うこと違いますね」

▼吉田「でも、チャンピオンですね?」

▼関本「ショッピングストリート6人タッグの。商店街プロレスのチャンピオン」

▼田中「それ、3人集めたら、僕もチャレンジできる?」

▼関本「そうです。ぜひ3人集めてきてください」

▼吉田「そこに自分が入ってもいいっすか?」

▼関本「やりましょう!」

▼田中「それは商店街プロレスの時だけしかかからないの?」

▼関本「はい」

▼田中「じゃあ、商店街プロレス出れるん?」

▼関本「出れます」

▼吉田「それは呼んでほしいですよ」

▼田中「登坂さんに言うとこう。3人でいく」

▼関本「やりましょう。吉田君もあとで」

▼吉田「入っちゃおう。ここ(田中のパートナー)に入るのもありかなと」

▼関本「それ強すぎる」

▼田中「大ちゃんと組んでるのは誰?」

▼関本「僕と兵頭と加藤です」

▼吉田「じゃあ、若手2人をチャンピオンが連れていく形が。せっかくなんで、うちの若手2人がチャンスをもらえたらデカいですね」

▼田中「それを獲ったら、商店街の焼き肉屋さん食べ放題とか、そういうのあるの?」

▼吉田「商品券とかもらえないですか?」

▼関本「たぶんもらえると思います」

▼吉田「たぶん? チャンピオンがいまいちわかってない(笑)」

▼関本「それは沖田さんがなんとかしてくれると思うんで、お願いします」

▼田中「楽しかったんで、また評判が良ければ2度3度とあると思うんで」

▼吉田「ぜひやりましょう。お願いします」

▼関本「お願いします。ありがとうございました」

【試合後のタンク&岩崎&野村】
▼野村「田中将斗と対面して、楽しもうと思ったばっかりに、ボコボコにされてこのような結果になってしまいました。申し訳ありません」

▼タンク「俺も誰と当たっても刺激的で、吉田と当たってもメチャクチャ気分が上がって。よくわからないうちに試合が終わってしまったという感じで。なんか燃え尽きてないですね。まだまだやらせてもらいたいです」

▼岩崎「すいません。せっかくこうやって3団体で、今はこんな世の中ですけど、こうやって大会ができたのに、最後は負けてしまって。本当に申し訳ないです。でも、ここでもちろん腐らないですし、関本大介とは去年何回かやりましたが、まだやりたい。まだできる。次は俺が勝つまでノーとは言わせません。俺が勝つまで何回でも、シングルでもタッグでもぶち当たってやりますよ。それだけです」

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