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10/9【WWE】KUSHIDAがチャンパに勝利目前もドリーム乱入、復帰エンバーがNXT女子王座に照準も王者イオ「問題じゃない」

 NXTが日本時間9日、配信された。

 KUSHIDAがトマソ・チャンパを追い込みながらも、ベルベティーン・ドリームの乱入によってぶち壊されてしまった。

 この日、KUSHIDAはオープニングに登場し、実力者トマソ・チャンパとシングル対決。序盤からドロップキックやアームブリーカーで攻め込んだ。チャンパがストンプやネックブリーカーで反撃しても、KUSHIDAはジャーマンスープレックスで逆襲し、アームバーで捕獲。そこからトライアングルを狙ったもののチャンパが強引に持ち上げてのパワーボムで叩きつけた。

 互角の攻防が展開される中、終盤にはKUSHIDAがマサヒロ・タナカから必殺のホバーボードロックを決めて勝機を作ったが、ここで抗争中のベルベティーン・ドリームが乱入。反則裁定となってしまった。勝利目前と迫りながら試合をぶち壊されたKUSHIDAはドリームに襲いかかり、トペコンヒーロやマサヒロ・タナカを繰り出して撃退した。

 試合後のバックステージでKUSHIDAは「助走距離が長くなってしまいましたが、ようやくKUSHIDAのWWEがテイクオフ、離陸しました」と宣言。「テイクオーバーで番付が確実に変わりました。人生どこに行くかのハンドルは俺が握っている」とアピールした。

 NXT女子王者・紫雷イオが復帰した元王者エンバー・ムーンとリングで対峙した。

 欠場中だったエンバーがこの日、リングに登場し、「14ヵ月の欠場はハードだった。でも1つ今までと変わらないことは私が“ゴールド"を狙っていることよ」とNXT女子王者返り咲きを宣言した。すると遮るように現王者のイオがリングに現れてエンバーと対峙。さらに元王者リア・リプリーもステージに姿をみせたが、ダコタ・カイ&ラケル・ゴンザレスが背後から襲撃。エンバーもリアに加勢して乱闘となり、メインでエンバー&リアとダコタ&ラケルによるタッグ戦が行われることにになった。

 両チームが白熱の攻防を展開し、最後はエンバーが必殺のエクリプスをダコタにさく裂させて勝負あり。復帰戦を勝利で飾った。包囲網ができつつある王者・イオだが、「エンバーもリアも問題じゃない」と自信を見せた。また、新たにNXTに参戦するトニー・ストームも「今までに見たことがないトニー・ストームを披露する」と意気込んでおり、NXT女子王座戦線が一気にヒートアップしてきた。

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