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10/19【新日本】G1覇者・飯伏が来年ドームへ“二冠挑戦権利証"獲得 「内藤哲也じゃないとダメ」

 史上3人目のG1 CLIMAX連覇を成し遂げた飯伏幸太に19日、今年は年初東京ドーム大会における二冠王座(IWGPヘビー&IWGPインターコンチネンタル)への挑戦権利証が贈呈され、飯伏は“現王者・内藤哲也とのドーム二冠戦"に徹底的にこだわる姿勢を示した。

 G1覇者には例年、翌年1・4東京ドーム大会でのIWGPヘビー級王座挑戦権利証が送られるのが通例だが、今は二冠戦が続いている。それだけにオンライン形式の一夜明け会見で改めて喜びを語った覇者・飯伏に、今年は新日本・菅林直樹会長から“二冠"挑戦権利証が手渡された。

 現王者・内藤は飯伏にとって名勝負を積み重ねた同い年のライバルであり、特別な存在。「去年、同じこの場で話をした、IWGPインターコンチネンタルとIWGPヘビー級。この二つのベルトを内藤哲也から獲りたい。これは必ず成し遂げたい」と強いこだわりをみせたうえで、「だから内藤さん、必ずベルトを持っておいてもらって、僕が挑戦します。内藤哲也じゃないとダメです」とメッセージを送った。

 G1制覇を逃した内藤は、公式戦・最終戦と2度に渡ってKOされた怨敵・EVILとの今年3度目となる“二冠戦"が決定的な状況に。飯伏も公式戦で敗れたジェイ・ホワイトから早くも権利証を狙われており、「いつでもやってあげますよ」と改めて迎撃を宣言した。

 その後11・7大阪大会で飯伏はジェイとの争奪戦、内藤はEVILとの二冠戦に臨むことが正式決定。それぞれ大阪で難敵を突破ねせば、至高ライバル対決によるドーム二冠戦は実現しない。

【会見における飯伏のコメント】

▼飯伏「昨日は本当に自分のなかで絶対に“逃げない・負けない・諦めない"これを言い続けてきて、それが本当に実現した記念日だったと思います。疲れてますけど、ひじょうに嬉しかったです。あとは2連覇できたこと。それが自分のなかで一番良かった。ずっと言い続けてきたので。でも“まだまだ言い続けてやる"ってこともあるんですけど、それは去年、同じこの場で話をした、IWGPインターコンチネンタルとIWGPヘビー級。この二つのベルトを内藤哲也から獲りたい。これは必ず成し遂げたい。だから内藤さん、必ずベルトを持っておいてもらって、僕が挑戦します。内藤哲也じゃないとダメです」

※ここで菅林直樹会長が1・4東京ドーム大会におけるIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル挑戦権利証にサイン、飯伏に行使の意思を確認してから贈呈

――ジェイが権利証を奪うと言っていたが?

▼飯伏「いつでもやってあげますよ。別に彼に対しては、レスラーとしてはリスペクトしてるし、いつでも何回でも闘っても、負ける気もしないです。2回負けてますけど…」

【新日本】11/7(土)エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)『POWER STRUGGLE』15:00開場、17:00開始

◇第1試合◇
▼「KOPW 2020」争奪戦
[挑戦者]
ザック・セイバーJr.
(1/無)
矢野通
[保持者]

◇第2試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
[挑戦者]
鷹木信悟
(1/60)
鈴木みのる
[第30代王者]
※鈴木初防衛戦

◇第3試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
グレート-O-カーン
(1/60)
オカダ・カズチカ

◇第4試合◇
▼IWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦
[挑戦者]
棚橋弘至
(1/60)
KENTA
[権利証保持者/NJC・USA優勝者]

◇第5試合◇
▼東京ドーム・IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証争奪戦
[挑戦者]
ジェイ・ホワイト
(1/60)
飯伏幸太
[権利証保持者/G1 CLIMAX 30優勝者]

◇第6試合◇
▼IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合
[挑戦者]
EVIL
(1/60)
内藤哲也
[第72代IWGPヘビー級&第26代IWGPインターコンチネンタル王者]
※内藤両王座ともに初防衛戦