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10/23【新日本】大阪へO-カーン「貴様を支配」宣言、オカダは「オカン」呼ばわり

『Road to POWER STRUGGLE』東京・後楽園ホール(2020年10月23日)
○グレート-O-カーン&ウィル・オスプレイvsオカダ・カズチカ&ゲイブリエル・キッド×

 O-カーンがオカダとの一騎打ちに向けて「貴様を支配するまで、存分に調理してくれる!」と完全勝利を予告。オスプレイへの雪辱を見据えるオカダはO-カーンを「オカン」呼ばわりしつつ返り討ちを通告した。

 10・16両国大会に電撃登場し、オスプレイとTHE EMPIREを結成したO-カーン。凱旋マッチとなった10・17両国大会ではオカダをアイアンクロースラムでKOし、インパクトを残した。11・7大阪大会でオカダとの一騎打ちが決まったO-カーンは聖地初登場となったこの日、オスプレイと組んでオカダ&キッドと対戦した。

 オカダが入場すると同時にオスプレイとともに奇襲攻撃を仕掛けたO-カーンは息もつかせぬ連続攻撃でオカダを蹴散らした。セコンドについたオスプレイの恋人で女子レスラーのビー・プレストリーも介入。オスプレイがキッドをラリアットで場外に叩き落とすと、プレストリーはランニングローキックを見舞い、オスプレイとキスを交わした。

 その後もTHE EMPIREはキッドに集中砲火を浴びせて主導権を握った。キッドがドロップキックでオスプレイに反撃し、オカダがランニングバックエルボーやDDTで挽回したが、オスプレイがファイナルカットで鎮圧。O-カーンがアトミックドロップの体勢から前に叩きつけるフェースバスター、追尾式串刺し延髄ラリアットで攻め立て、モンゴリアンチョップでオカダをコーナー宙吊りにし、低空ドロップキックを顔面にぶち込んだ。

 オカダもリバースネックブリーカーで反撃。O-カーンがモンゴリアンチョップで応戦しても、カウンターのドロップキックを発射した。キッドもドロップキックなどで続いたが、ダブルアームを阻止したO-カーンがリバースブレーンバスターで叩きつけて逆転した。オカダがカットに飛び込んでもアイアンクローで捕獲。そこへオスプレイがスワンダイブ式エルボーを放ってオカダを蹴散らすと、O-カーンが必殺のエリミネーター(アイアンクロースラム)で叩きつけてキッドを料理した。

 聖地初登場となったO-カーンがオカダの眼前で豪快勝利。11・7大阪大会の一騎打ちへ向けて「オカダ、貴様を支配するまで、存分に調理してくれる!」と完全勝利を予告した。一方、G1公式戦で敗れたオスプレイへの報復を誓うオカダにとってO-カーンは踏み台で、「オカン」呼ばわり。「俺とオスプレイの兄弟ゲンカにオカンは必要ねぇんだよ。母親は出る幕じゃねぇってことよ」と言い放ち、「でも、いいじゃない。兄として、しっかり親孝行してやるよ。オカン、大阪覚悟しとけよコノヤロー。オスプレイ、てめぇもだ。いつまでも優しいオカダさんだと思ってんじゃねぇぞ、このヤロー!」と怒声を上げて通告した。

【O-カーンの話】「オカダ! 貴様を支配するまで、存分に調理してくれる!」

【オスプレイの話】「どうだ、ドミネーター、グレート-O-カーンの力を見たか? この2年間イギリスのリングで戦った相手を一人残らず倒してきた、モンゴリアンモンスターだ。俺はこいつを一目見た瞬間から絶対に新日本マットに連れてこないといけない逸材だと思った。グレート-O-カーンが新日本の未来のトップに立つ。俺たちのことが気に入らない奴は、どうあがいても俺たちみたいに強くなれないから嫉妬しているだけだ。俺とビーはスポーツ界のキングとクイーンだ。スターダムはビー・プレストリーが、イギリスのプロレス界はグレート-O-カーンが制覇してくれた。そうして俺たちのエンパイア(帝国)を築き上げていくのさ。もし俺たちを応援してくれるなら、エンパイアに乾杯だ。じゃ、もう行くぞ」

【オカダの話】「(※ゲイブリエルに肩を貸してインタビュースペースまで来ると、控室にゲイブリエルを送り出して)いいねぇ、“オカン"。でもさぁ、俺とオスプレイの兄弟ゲンカに“オカン"は必要ねぇんだよ。母親は出る幕じゃねぇってことよ。まぁでも、いいじゃない。兄として、しっかり親孝行してやるよ、“オカン"。大阪、覚悟しとけよこの野郎、あぁ? オスプレイ、テメェもだ! いつまでも優しいオカダさんだと思ってんじゃねぇぞ、この野郎! (※控室に向かいながら)しっかり、練習してください」

※キッドはノーコメント

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